推しの子の父親って結局誰なの？
今回は、推しの子の父親に関する考察を時系列でまとめました。
私は推しの子の大ファンで、アニメは全話視聴済み、漫画も最新話が出るたびに読んでいます。
今後の展開の予想もしていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
- 【結論】推しの子の父親はカミキヒカル
- 推しの子の父親を時系列で解説
- 1巻10話：父親は芸能界にいる可能性が高いと気づく
- 2巻14話：アイの携帯から怪しい連絡先を入手
- 2巻18話：鏑木勝也は父親ではなかった
- 4巻33話：劇団ララライのワークショップが転機だった
- 7巻67話：姫川とアクアの父親が一緒？
- 7巻68話：アクアと姫川の父親は上原清十郎だった？
- 7巻68話：上原清十郎はすでに死亡していることが判明
- 8巻72話：抜け穴に気づいてしまうあかね
- 8巻72話：本当の父親カミキヒカルが初登場
- 10巻95話：斉藤元社長との会話でアクアも気づくことに
- 10巻96話：あかねが一番最初に真実にたどり着いた
- 10巻98話：あかねの行動を察知したアクアも真実を知ることに
- 他の人物が父親である可能性はほぼない
- 推しの子の父親が判明？：まとめ
【結論】推しの子の父親はカミキヒカル
推しの子のアクアとルビーの父親は、カミキヒカルです。
10秒で分かる推しの子の父親
- 星野アイとゴローを殺したのは同一人物
- 星野アイの葬式の段階でアクアは、星野アイを殺す指示を出せたのは父親だけだと悟る
- 姫川とアクアの遺伝子上の父親が同じであるため、姫川の父親の「上原清十郎」がアクアの父親だと思われていた
- しかし、本当の父親は別に生きていることにあかねは気づいてしまう
- その後、16年前の劇団ララライの稽古映像からアクアに酷似した人物（カミキヒカル）を発見し、父親だと確信に至った
父親がカミキヒカルだと言える根拠
カミキヒカルに対してアクアがどう復讐していくのかについては、こちらの記事で解説しています。
推しの子の父親を時系列で解説
推しの子における最大の謎であった「父親」が、どのようにして判明していったのかを時系列で解説していきます。
| 時系列 | ことがら |
|---|---|
| 1巻 10話 | 星野アイを殺した実行犯の裏に情報提供者がいると気づく →父親は芸能界にいると確信 |
| 2巻 14話 | 星野アイが遺した携帯の中には、十数名の芸能関係者と思われる連絡先があった 名前があった鏑木勝也が父親なのではないかと疑う |
| 2巻 18話 | 遺伝子検査の結果、鏑木勝也は父親ではなかった だが、鏑木勝也から星野アイの生前の異性関係を教えてもらえることに |
| 4巻 33話 | 鏑木勝也からの情報↓ 劇団ララライのワークショップで、星野アイと父親は出会った ・以前のアイはプロ意識皆無の子どもだった ・ワークショップを紹介してから、一気に“女性”になった |
| 7巻 67話 | 遺伝子検査で、姫川とアクアの父親が同じとの結果が出た |
| 7巻 68話 | 姫川とアクアの父親は、上原清十郎という男 →しかし、上原清十郎は約15年前に妻の姫川愛梨とともに心中しており、もうこの世にはいない |
| 8巻 72話 | 闇落ち状態から元に戻ったアクアと話したあかねは、実は本当の父親は別にいることに気づいてしまう ＝上原清十郎はアクアの父親ではない 星野アイのお墓にて、ルビーがカミキヒカル本人と思われる人物とすれ違う |
| 10巻 95話 | 斉藤元社長との会話で、アクアも父親は別にいることに嫌々気づかされてしまう |
| 10巻 96話 | あかねが名探偵っぷりを発揮し、本当の父親の正体はカミキヒカルだと確信 ・アクアと瓜二つな容姿 ・星野アイのような演技 |
| 10巻 98話 | カミキヒカルを殺しに行こうとしたあかねを、アクアが制止 →あかねにGPSを付けていたため、ストーキングできた アクアも父親＝カミキヒカルだと知ることに |
1巻10話：父親は芸能界にいる可能性が高いと気づく
星野アイの死後、アクアは父親が芸能界にいる可能性が高いと推察しました。
星野アイを殺した実行犯は、リョースケという何のスキルもない大学生でした。
計画的な犯行ができたとは到底思えないため、身近なところに情報提供者がいると確信。
星野アイの交友関係の狭さから考えると、その情報提供者こそが父親であり、芸能界にいると気づきます。
こうして、アクアの復讐劇がスタートしました。
2巻14話：アイの携帯から怪しい連絡先を入手
アクアは星野アイが遺した携帯から、生前の芸能関係者と思われる連絡先を入手します。
アクアは父親に近づくため、星野アイが持っていた携帯のパスワードを4年かけて突破。
携帯の中からは、星野アイの生前の芸能関係者と思われる十数名の連絡先が見つかりました。
「今日は甘口で（今日あま）」のプロデューサーだった鏑木勝也もその1人だったため、アクアは役者として出演し接触を図ります。
2巻18話：鏑木勝也は父親ではなかった
今日あまの現場にいた人間のたばこや髪の毛を集め、遺伝子検査に出すアクア。
特に鏑木勝也は父親である可能性が高かったものの、結果は赤の他人でした。
ただ、星野アイと仕事上で親密な間柄だったうえ、「事務所に内緒で男の子と会うときにいいお店を紹介」したこともあると発覚。
アクアは恋愛リアリティショーに出ることを条件に、鏑木勝也から星野アイに関する情報を教えてもらうことになりました。
4巻33話：劇団ララライのワークショップが転機だった
星野アイと父親は、劇団ララライのワークショップで出会った可能性が高いと判明しました。
恋愛リアリティショー「今ガチ」の打ち上げ後、鏑木勝也から星野アイの異性関係について聞くアクア。
以前の星野アイはプロ意識のかけらもないただの子どもでしたが、劇団ララライのワークショップを紹介してから見違えるように変わったようです。
それ以降アイは身なりに気を遣うようになり、一気に女性の顔になったと言います。
つまり、星野アイと父親が恋愛関係になったのは、劇団ララライのワークショップの可能性が高いのです。
7巻67話：姫川とアクアの父親が一緒？
これまでに100人以上を遺伝子検査にかけ、総額で500万円は使っていたアクア。
その結果ついに、姫川とアクアの父親が同じであることが発覚しました。
東京ブレイドの舞台公演が行われている最中の飲み会で、アクアは姫川に「俺と姫川の父親が同じ」だと伝え、父親のことを聞き出そうとします。
7巻68話：アクアと姫川の父親は上原清十郎だった？
姫川の父親は上原清十郎という売れない役者でした。
対して母親は、姫川愛梨という朝ドラのヒロインを務めるほどの人気女優。
姫川は、上原清十郎は自分に才能がないことをごまかすためにいろんな才能のある女優を抱いていたのでは、と考察していました。
アクアが生まれたころには両者はすでに結婚していたため、アクアは上原清十郎の不倫相手との子どもだということが伝えられます。
それはつまり、姫川とアクアは異母兄弟ということになります。
7巻68話：上原清十郎はすでに死亡していることが判明
しかし、上原清十郎は姫川が5歳ぐらいのとき（約15年前）に、妻の姫川愛梨とともに無理心中してこの世を去っていたことが判明します。
当時のニュースには、
女優の姫川愛梨さんと同じく俳優の夫・上原清十郎さんが軽井沢町のコテージで遺体として発見された。
と書かれています。
アクアの父親はすでに死亡していたのです。
つまりアクアの復讐はすでに終わっていた、かのように思われましたが…？
8巻72話：抜け穴に気づいてしまうあかね
上原清十郎がもうこの世にいないことを知ったアクアは、あかねに「父親は死んでいた、もう復讐なんてしなくていいんだ」と話します。
しかし、あかねはアクアとの会話から、本当の父親がまだ生きているかもしれないことに気づいてしまいます。
姫川とアクアの父親が同じなのは遺伝子検査で証明されましたが、姫川の父親が上原清十郎だと言い切るには証拠不十分なのです。
なぜなら、遺伝子検査の結果分かったのは「姫川とアクアが同じ父親を持つ異母兄弟」であることだけで、「姫川の父親が上原清十郎」かどうかは分からないからです。
姫川の父親＝アクアの父親 → 正しい
姫川とアクアの父親＝上原清十郎 → 本当にそうか…？
姫川愛梨が別の男と不倫して身ごもった子どもを、上原清十郎との間にできた子どもだとだまして育てていた可能性も捨てきれません。
アクアは本心では復讐を早く終わらせたいと思っており、簡単な抜け穴にすら気づけなかったんですね。
8巻72話：本当の父親カミキヒカルが初登場
星野アイのお墓参りに行ったルビーは、帰り際に本当の父親と思しき人物（カミキヒカル）とすれ違います。
そして、「星野ルビー 美人に育ったね 流石 君と僕の子だ」と発言しました。
すれ違った後に言っているので、ルビーには聞こえていませんし、このときのルビーはカミキヒカルのことを知りません。
10巻95話：斉藤元社長との会話でアクアも気づくことに
復讐から解放された気になっていたアクアでしたが、苺プロの元社長である斉藤壱護と会話で本当の父親が別にいる可能性に気づいてしまいます。
アクアは上原清十郎が自分の父親であり、すでに死んでいることを斉藤壱護に話しますが、「時系列的にありえない」と指摘されます。
上原清十郎が死亡したとのニュースが流れたのは、斉藤壱護が星野アイとドーム公演の打ち合わせをしていたときです。
| 時系列 | イベント |
|---|---|
| 15年前 | 上原清十郎が心中して死亡 姫川の年齢：5歳 |
| 12年前 | 星野アイが死亡 |
上の表のように、上原清十郎は星野アイが殺される3年前に死んでおり、情報提供者になることは物理的に不可能。
つまり上原清十郎は、アクアの父親ではなかったということです。
10巻96話：あかねが一番最初に真実にたどり着いた
アクアの真の父親であるカミキヒカルの存在に一番最初に近づいたのは、あかねでした。
劇団ララライの過去の稽古映像を見たあかねは、「アクアの父親＝カミキヒカル」だと確信に至ります。
確信に至った理由は、以下のとおり。
- 星野アイに似た演技スタイル
- アクアにそっくりな見た目
カミキヒカルの演技は、星野アイの演技に非常に似ていました。
星野アイとカミキヒカルは劇団ララライのワークショップをきっかけに仲良くなった可能性が高いため、星野アイがカミキヒカルから演技を教わっていてもおかしくありません。
また、カミキヒカルの顔立ちは、アクアにそっくりでした。
上原清十郎はアクアと似ても似つかない容姿でしたが、カミキヒカルとアクアはさすがに言い訳できないレベルで酷似しています。
以上の根拠から、あかねが名探偵っぷりを発揮して、アクアの父親がカミキヒカルだと突き止めました。
10巻98話：あかねの行動を察知したアクアも真実を知ることに
アクアもあかね伝いで「父親がカミキヒカル」であることを知ります。
真実を知ったあかねは単独でカミキヒカルを殺しに行こうとしますが、黒いフードの人物に歩道橋の階段から突き落とされてしまいます。
厳密には、突き落とされたのか、自分から転げ落ちたのかは分かりません。黒いフードの男も、あかねを殺しに来たのか、たまたま黒いフードをかぶっていた一般人なのかは不明です。
ですが、下でアクアが受け止めたため死なずに助かりました。
あかねのプロファイリング能力は有用だと判断したアクアは、いつでも情報を入手できるようにストラップにGPSを仕込んでいました。
そのおかげで、あかねが真実にたどり着いたことをアクアも察知できたんですね。
なお、これが原因でアクアとあかねは破局しました。
アクアから別れを告げたのは、おそらくこれ以上あかねに危ない目に合ってほしくないと思っての行動でしょう。
カミキヒカルこそが本当の父親であり、復讐すべき相手だと知ったアクアは、再び闇落ちし修羅の道へと突き進んでいくこととなります。
他の人物が父親である可能性はほぼない
カミキヒカル以外の人物が父親である可能性は、かなり低いです。
なぜなら、カミキヒカルの登場のさせ方があまりにも直接的だからです。
主な父親候補としては、斉藤壱護・五反田泰志・鏑木勝也・アクア（ゴロー）などがいます。
今後の展開によってはまったく違う人物が父親の可能性もゼロではありませんが、どの人物も根拠が薄いためほぼあり得ないでしょう。
推しの子の父親が判明？：まとめ
今回は推しの子の父親はカミキヒカルだという考察と、その理由についてまとめてきました。
推しの子のアクアとルビーの父親は、カミキヒカルで間違いないでしょう。
ここまで長く続いてきた推しの子もそろそろ最終章に近づいてきていますが、まだまだ謎は多いです。
2024年夏からアニメ2期も放送されるので、これからも推しの子を楽しんでいきたいですね。