転スラの竜種ってどういう存在?
誰が一番強いの?
今回は、転スラの竜種6体+αについて網羅的に解説していきます。
竜種は転スラ世界のなかでもひときわ強いとされている種族であり、ヴェルドラやヴェルザードなどを含めて全部で6体います。
厳密には竜種ではないが竜種に限りなく近いキャラも紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。
転スラの竜種とは?
竜種は、転スラ世界における最上位種族。
その本質は精神生命体であり、普段は竜(ドラゴン)の姿をしていたり、人間と同じような姿になることも可能です。
彼らには冗談抜きで世界を壊してしまうほどの力があります。
そのため、人類サイドとしては「天災級」の魔物だと定めて常に動きを警戒し、魔物サイドはまるで神のように信奉しています。
実際、ヴェルドラはジュラの大森林に存在しているだけで、周囲の国に対する抑止力になっていました。
しかも竜種は不滅です。
仮に魂ごと消滅したとしても、未来のどこかで新たな存在として復活します。
そんな転スラ世界における最強無敵な種族こそが、竜種です。
竜種の強さランキング
転スラの竜種がどれほどの強さなのかが分かったところで、どの竜種が一番強いのかランキング形式で見ていきましょう。
星王竜ヴェルダナーヴァ
所持スキル | 正義之王(ミカエル) 知識之王(ラファエル) 誓約之王(ウリエル) 希望之王(サリエル) 純潔之王(メタトロン) 救恤之王(ラグエル) 忍耐之王(ガブリエル) 審判之王(イスラフィール) 救済之王(アズラエル) 至天之王(アスタルテ) 厳格之王(ジブリール) 栄光之王(ハニエル) 支配之王(メルキゼデク) 刑罰之王(サンダルフォン) |
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EP(存在値) | 不明 |
転スラ世界を生み出した創造主。
もともと全知全能の神のような存在でした。
しかし、退屈さを感じたことで全知全能の力を捨て、代わりに数えきれないほどの別次元世界を創造しました。
その中のひとつが転スラ世界です。
天使族や人間などの種族だけでなく、智慧之王(ラファエル)などの究極能力ですら、すべてヴェルダナーヴァが生み出したものです。
もちろん強さも桁違いで、全盛期のヴェルダナーヴァにはギィ・クリムゾンですら歯が立ちませんでした。
のちに人間だったルシアと結ばれ、娘としてミリム・ナーヴァを授かります。しかし、その代償として力の大半を失ってしまいました。
そして、ついには帝国を狙ったテロに巻き込まれ命を落としてしまいます。
数千年以上の時がたっているにもかかわらず、いまだ復活の兆しは見られませんが…?
白氷竜ヴェルザード
所持スキル | 嫉妬之王(レヴィアタン) 忍耐之王(ガブリエル) ↓ 氷神之王(クトゥルフ) |
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EP(存在値) | 8000万~ |
ギィ・クリムゾンのことを愛してやまない、白髪で青い瞳を持つ竜種。
一見おとなしいお姉さんキャラに見えますが、実のところはただのヤンデレ戦闘狂。
初対面のギィと地軸を傾けるほどの戦いを繰り広げたり、弟にあたるヴェルドラをしつけと称して殺そうとしたこともあります。
そのせいでヴェルドラからはかなり怖がられています。
最新の展開ではギィへの嫉妬心と愛が爆発して、わざとフェルドウェイに支配されたふりをしてギィとタイマンに誘っていました。
ヴェルザードの能力の本質は「運動エネルギーの停止」。
分子の運動を停止させて物体を凍らせるどころか、時間を停止させることもできてしまいます。
しかも、時間の流れを止めておきながら自分は動けるので、停止世界の中で動けない相手に対しては無敵です。
ストーリー終盤のインフレ具合から見てもかなりの実力者であるヴェルザードが2位です。
暴風竜ヴェルドラ
所持スキル | 究明之王(ファウスト) ↓ 混沌之王(ナイアルラトホテップ) |
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EP(存在値) | 8812万6579 |
リムルが転生してきて初めて出会った竜種にして、ヴェルザードとヴェルグリンドの弟。
勇者クロノアによって300年もの間無限牢獄に封印されていましたが、リムルの体内で智慧之王(ラファエル)の手助けもありつつ無限牢獄を解除し、完全復活を果たしました。
魔素量はトップクラスだったものの技量が低く、昔は力任せにただ暴れまわることしかできませんでした。
しかし、リムルたちと関わっていくうちにスキルをうまく利用した賢い戦い方を覚え、姉たちとも対等に立ち回れるようになっていきます。
シエルのテコ入れにより得た究極能力の混沌之王(ナイアルラトホテップ)は、自分の都合の良いように事象の確率を操作することが可能。
そのため、仮に必中の即死攻撃をくらったとしても、生存する確率を極限まで上げることで回避することができてしまうのです。
魔王ルミナスの国を滅ぼしてしまうなど恐ろしい力を持っていますが、漫画や将棋にハマったり意外とちょろかったりするギャップこそがヴェルドラの魅力です。
灼熱竜ヴェルグリンド
所持スキル | 救恤之王(ラグエル) ↓ 炎神之王(クトゥグァ) |
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EP(存在値) | 7435万0087 |
東の帝国の皇帝ルドラと常に行動を共にしている、青い髪にチャイナドレスをまとった女性。
ギィ・クリムゾンに勇者として何度負けても挑み続けるルドラに対して好意を抱き、それ以来2000年以上もの間ルドラに付き添ってきました。
ヴェルグリンドの力の本質は、「運動エネルギーの加速」。
対象の運動エネルギーを強制的に増大させることで、相手を焼き尽くす灼熱のビームを放ったり、自身の移動速度や攻撃力を上昇させることも可能です。
時間の流れを加速させることもでき、ヴェルザードとは対照的な能力となっています。
必殺技の灼熱竜覇加速励起(カーディナルアクセラレーション)を浴びた者は、自身の体が熱崩壊するまで加速され続けてしまいます。
凶悪な能力を持つ一方で、ルドラに一途だったりヴェルドラのことを溺愛していたりなど、情にあふれる一面も見せるヴェルグリンドが4位です。
狂邪竜ゼロ
所持スキル | 邪龍之王(アジ・ダハーカ) 武器之王(マスターウェポン) |
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EP(存在値) | 不明 |
懲罰の七天使(エクスキューショナーズ)の一人だったゼロが、邪竜之王(アジ・ダハーカ)でラミリスの迷宮を丸ごと飲み込んだ姿。
ゼロはユウキ・カグラザカによって生み出されたリムルの劣化コピーであり、リムルと同じく竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)へと進化していました。
しかし、所詮は劣化コピーだったため理性を失ってしまい、邪悪なる本能のままにゼギオンたちに襲い掛かります。
ディーノ・ディアブロ・ベニマル・ゼギオンのそれぞれの必殺技を合わせた四重複合絶技・絶撃追憶滅光崩(カルテットスキル・ブレイクダウンノスタルジア)でやっと倒せたことから、でたらめな強さをしていたのは間違いないでしょう。
現状Web小説にしか出てこないキャラで、書籍では別のキャラが同じポジションを担当する可能性もあります。
ガイア
所持スキル | 重力結界 |
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EP(存在値) | 不明 |
ヴェルダナーヴァがミリムのペットとして生み出した子竜。
Web小説だと地帝竜ヴェルガイアという名前で最終盤に登場していました。
ジャヒルの手によって殺害されたことがきっかけで自我を持たないカオスドラゴンに変貌してしまい、長らくミリムに封印されていました。
しかし、中庸道化連に封印を解除され、リムルをつぶしたかったマリアベルに支配されてしまいます。
その後リムルとミリムが心核を救出することに成功し復活を遂げ、ガイアとミリムは感動の再会を果たしました。
ほかの竜種と比べるとまだ成長途中ですが、これからどんどん強くなることは間違いなしです。
竜種に似た存在
厳密には竜種ではありませんが、転スラで竜種に近い存在のキャラも紹介します。
リムル=テンペスト
言わずと知れた転スラの主人公。
ヴェルグリンドに奪われようとしていたヴェルドラを再び取り込んだことで、竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)へと進化し、身体組成が竜種とほぼ同じになりました。
ヴェルグリンドが言うには、普通は竜種の因子を受け止めることは不可能なため、転生してきた段階からすでに竜種になれる素質を持っていた可能性が高いとのこと。
そのため、転スラファンの間ではリムル=ヴェルダナーヴァ説を裏付ける強力な根拠のひとつとなっています。
ミリム・ナーヴァ
最古の魔王の一人であるミリムも、竜種に限りなく近い存在です。
竜種であるヴェルダナーヴァと人間のルシアの間に生まれたミリムは、ヴェルダナーヴァの力の大半を受け継ぐ唯一の竜魔人(ドラゴノイド)となりました。
体は人間だが精神生命体でもあり、彼女の爆発的な力も竜種の因子によるところが大きいと言えます。
転スラの竜種:まとめ
今回は転スラの竜種6体+αについて解説してきました。
皆さんは竜種の中でどのキャラが好きですか?
もしかしたらこれからの展開で新たに竜種となるキャラもいるかもしれないので、今後のストーリーにも注目していきたいですね。