進撃の巨人がつまらない7つの理由|後半やマーレ編が面白くない原因を徹底分析

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進撃の巨人がつまらない7つの理由|後半やマーレ編が面白くない原因を徹底分析
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進撃の巨人がつまらないって思うのは自分だけ?

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みんなが絶賛してるのに、なんで面白いと感じないんだろう…

この記事では、進撃の巨人がつまらない・過大評価されていると感じる理由を徹底分析します。

結論から言うと、進撃の巨人がつまらないと感じるのは全く正常な反応です。

作品が途中で大きく作風を変えたこと、複雑化しすぎたストーリー、キャラクターへの共感の難しさなど、客観的に見ても「つまらない」と感じる要因が多数存在するからです。

あなたの感性は間違っていません。

むしろ冷静に作品を分析できている証拠とも言えるでしょう。

この記事では、そんなあなたの気持ちに寄り添いながら、進撃の巨人の問題点を徹底的に解説していきます。

あにれーとでは、進撃の巨人に似てるおすすめアニメ・漫画作品も紹介しています。

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進撃の巨人が面白くなくても、ほかの作品ならハマっちゃうかも…!?

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作品本編のネタバレを含む場合があります。ご注意ください。

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目次

進撃の巨人がつまらないと感じる7つの主な理由

進撃の巨人がつまらないと感じる理由は、大きく分けて7つあります。

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どの理由も多くの読者が共感する内容で、あなただけの感想ではありません。

話が複雑・難しくなりすぎた

進撃の巨人がつまらなくなる最大の理由は、ストーリーが複雑化しすぎたことです。

王政編以降、物語は急激に難しくなりました。

初期の「巨人と戦って人類を救う」という分かりやすい構造から、政治や歴史、宗教などの複雑な要素が一気に増えたのです。

新しいキャラクターや組織も大量に登場するようになりました。

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マーレ軍、戦士、タイバー家、義勇兵、イェーガー派など、覚えきれないほどの集団が次々と出てきます。

さらに時系列も複雑になり、過去の記憶や未来の記憶が入り乱れる展開が続きます。

「これ誰だっけ?」「今どの時代の話?」と混乱する読者が続出したのも当然でしょう。

「人間vs巨人」から「人間vs人間」の構造に変化

物語の構造が根本的に変わったことも、つまらないと感じる大きな理由です。

初期の進撃の巨人は「人間vs巨人」という分かりやすい対立構造でした。

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巨人は明確な敵で、人類は結束して戦う正義の存在だったのです。

しかし王政編以降、メインテーマは「人間vs人間」の争いに変化しました。

調査兵団が中央憲兵と戦ったり、パラディ島とマーレが対立したりと、人間同士の複雑な争いが中心になったのです。

明確な正義と悪が存在しなくなり、どちらを応援すればいいのかわからない状況が続きました。

「結局、人間同士の争いなのか」という失望感を抱く読者も少なくありませんでした。

キャラクターに共感できなくなった

キャラクターへの共感の難しさも、つまらない理由の一つです。

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主要キャラクターがどんどん死んでいくため、感情移入することが困難になりました。

せっかく愛着を持ったキャラクターが突然死んでしまうと、次のキャラクターに感情移入するのをためらってしまいます。

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また、キャラクターが似すぎていて見分けがつかないという問題もあります。

登場人物の入れ替わりも激しく、「誰が生きていて誰が死んだのか」を把握するのも大変です。

キャラクターへの愛着が薄れると、物語への関心も自然と薄れてしまうものです。

グロい・残酷な描写が多すぎる

進撃の巨人の残酷すぎる描写に疲れてしまう読者も多いでしょう。

人がどんどん死ぬ展開が延々と続くため、精神的な疲労感が蓄積されます。

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目を覆いたくなるような残酷シーンも頻繁に登場します。

子供やライト層には明らかに重すぎる内容と言えるでしょう。

「世界は残酷」というテーマを表現するためとはいえ、あまりにも救いのない展開が続きすぎました。

エンターテイメントとして楽しむには、心理的な負担が大きすぎるのです。

あにれーとでは、進撃の巨人の死亡キャラについてもまとめています。

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絵が読みにくい・巨人が気持ち悪い

漫画版の作画に対する批判も多く聞かれます。

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特に初期の頃は、絵が読みにくいと感じる読者が少なくありませんでした。

アクションシーンでは何が起こっているのかわからないことも多々あります。

また、巨人の顔や体型が生理的に受け付けないという意見も多いです。

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気持ち悪い見た目の巨人を見続けるのは、確かに苦痛に感じる人がいても不思議ではありません。

絵が合わないと感じると、どんなに良いストーリーでも楽しめなくなってしまいます。

結末・ラストに納得がいかない

原作の結末に納得できないという声も非常に多いです。

エレンの動機と行動に説得力を感じられない読者が大勢いました。

「なんでかわかんねぇけど」「未来は変えられなかった」といったエレンの説明では、大量殺人を犯した理由として不十分だと感じる人も多いでしょう。

地鳴らしを実行する必要性についても疑問を持つ読者が続出しました。

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他に選択肢はなかったのか、もっと対話による解決は図れなかったのかという疑問が残ったのです。

未来を変えられなかったという結論についても、自由意志の問題として腑に落ちない人が多くいます。

過大評価されていると感じる

進撃の巨人が過大評価されていると感じることも、つまらない理由の一つです。

つむぎ

熱狂的なファンによる過度な持ち上げに違和感を覚える人も少なくありません。

「進撃の巨人を超える作品はない」「進撃が一番面白い」といった極端な評価を目にすると、反発を感じてしまうものです。

他の作品を下に見るような風潮も、作品への印象を悪くする要因となっています。

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期待値が上がりすぎた結果、実際に見てみると「思ったほどでもない」と感じる人も多いでしょう。

過度な期待は、しばしば失望につながってしまうのです。

ファイナルシーズン・マーレ編が特につまらない5つの理由

つむぎ

王政編までは面白かったのに、マーレ編から急につまらなくなった…

このような声は非常に多く聞かれます。

ファイナルシーズン・マーレ編が特につまらない・面白くないと言われる理由を解説します。

世界観が急激に拡大しすぎた

マーレ編で最も困惑を招いたのは、世界観の急激すぎる拡大です。

それまで狭い壁の中で完結していた物語が、突然世界規模の話になりました。

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パラディ島が実は小さな島に過ぎなかったという事実は、多くの読者にとって衝撃的すぎたのです。

さらに近代戦争の要素が大量に導入されました。

戦車、飛行機、列車などが登場し、まるで地球の第一次世界大戦のような設定になったのです。

つむぎ

「今まで見ていた世界は何だったんだ?」という困惑を感じた読者も多いでしょう。

急激すぎる世界観の変化は、それまで築いてきた物語への愛着を一瞬で破壊してしまいました。

エレンのキャラ変についていけない

エレンのキャラクター変化も、多くの読者が離れた理由の一つです。

初期のエレンは泣き虫で人間味あふれる少年でした。

しかしマーレ編以降は、感情を表に出さないクールで冷徹なキャラクターに変貌したのです。

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闇堕ちしていく展開についていけない読者が続出しました。

主人公に共感できなくなることは、物語を楽しむ上で致命的です。

「エレンを応援したくない」「むしろ止めてほしい」と感じる読者も少なくありませんでした。

主人公が敵のような存在になってしまうと、誰の視点で物語を楽しめばいいのかわからなくなってしまいます。

マーレ編の新キャラクターへの拒否反応

マーレ編で大量に登場した新キャラクターへの拒否反応も深刻でした。

つむぎ

ガビやファルコなど、マーレ側の戦士候補生に感情移入できない読者が多かったのです。

特にガビについては「嫌いなキャラクター」として頻繁に名前が挙がります。

イェレナやフロックなど、意図的にヘイトを集めるキャラクターの存在も物語を重くしました。

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既存キャラクターへの愛着が強い読者にとって、新キャラクターは「邪魔者」のように感じられたのです。

キャラクターへの愛着の差は、物語への関心の差に直結してしまいます。

政治色が強くなりすぎた

マーレ編以降、政治的なテーマが前面に出すぎたことも問題でした。

戦争、差別、民族問題などの重いテーマがメインとなり、エンターテイメント性が大幅に低下したのです。

「進撃の巨人」が政治や現代社会の問題を扱う教材のように感じられました。

つむぎ

重すぎるテーマに疲労感を覚える読者も多かったでしょう。

アニメや漫画に癒しや楽しさを求める層にとって、政治色の強い内容は負担でしかありません。

現実逃避として作品を楽しみたい読者にとって、現実の問題を突きつけられるのは辛いものです。

制作会社変更による作画・演出の変化

アニメ版では、制作会社の変更も大きな影響を与えました。

WIT STUDIOからMAPPAへの変更により、作画や演出のテイストが変わったのです。

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アクションシーンの迫力が低下したと感じる視聴者も少なくありませんでした。

キャラクターデザインの微妙な変化も、違和感を生む要因となりました。

長年愛してきたアニメの「らしさ」が失われたと感じる人もいたでしょう。

つむぎ

制作会社の変更は、作品の一貫性を損なう大きなリスクを伴うものです。

ファンが求めているのは「同じ進撃の巨人」の継続であり、大幅な変更ではありませんでした。

つまらないと感じるのは当然?作品の構造的な問題点

進撃の巨人がつまらないと感じるのは、決してあなたの感性の問題ではありません。

作品自体に構造的な問題があるからです。

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客観的に見ても、進撃の巨人には「つまらない」と感じて当然の要因が多数存在します。

物語の前半と後半での作風の違い

進撃の巨人の最大の構造的問題は、前半と後半で作品のジャンルが変わってしまったことです。

初期の進撃の巨人は「ダークファンタジー」でした。

巨人という圧倒的な脅威と戦う人類の物語で、分かりやすいヒロイズムがありました。

しかし後半は「政治ドラマ」「戦争ドラマ」に変化したのです。

これは例えるなら、バトル漫画を読み始めたのに途中からラブコメになったような変化と言えるでしょう。

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読者が期待していたものと違う内容になれば、つまらないと感じるのは当然です。

作者の諫山創氏は一貫したビジョンを持っていたかもしれませんが、読者にとっては「騙された」ような感覚になってしまいました。

ターゲット読者層の変化

作品のターゲット読者層も大きく変化しました。

初期は少年マガジンらしい「少年向け」の内容でした。

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巨人との戦いや仲間との絆など、分かりやすいテーマが中心だったのです。

しかし後半は明らかに「大人向け」の複雑な内容になりました。

政治、歴史、民族問題など、中高生には理解が困難なテーマが主軸となったのです。

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初期から読み続けていた読者の多くは、作品と一緒に成長していました。

しかし新規読者や、シンプルなエンターテイメントを求める読者にとっては、敷居が高すぎる作品になってしまったのです。

読者層のズレは、必然的に「つまらない」という評価を生み出します。

商業的成功による弊害

進撃の巨人の大ヒットが、皮肉にも作品の質を下げる要因となりました。

商業的成功による弊害は以下のとおりです。

  • 物語の引き延ばしプレッシャー(王政編完結→マーレ編・ファイナルシーズン継続)
  • 密度とテンポの悪化
  • メディア展開による原作への制約増加(アニメ化・実写化・グッズ展開)
  • 商業的都合による作品の純粋性の損失

また、大ヒット作品特有の「過度な期待」も問題となりました。

「進撃の巨人なら面白いはず」という先入観が、実際の内容とのギャップを生み出したのです。

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期待値が高すぎると、少しでも期待を下回れば「つまらない」と感じてしまうものです。

これらの構造的問題を考えると、進撃の巨人がつまらないと感じるのは極めて自然な反応と言えます。

あなたの感性は正常であり、作品の変化についていけないのも当然なのです。

進撃の巨人はココが面白い!人気の理由を解説

「つまらない」という意見がある一方で、進撃の巨人を絶賛するファンも数多く存在します。

なぜこれほど評価が分かれるのでしょうか。

つむぎ

ファンが語る進撃の巨人の魅力を客観的に見てみましょう。

アニメ版の圧倒的なクオリティ

進撃の巨人の大きな魅力の一つは、アニメ版のクオリティの高さです。

漫画版の作画に不満を持つ人でも、アニメ版なら楽しめるかもしれません。

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WIT STUDIO制作の初期シーズンは、特に立体機動装置のアクションシーンが圧巻でした。

3DCGを駆使した巨人との戦闘シーンは、他のアニメでは味わえない迫力があります。

MAPPA制作のファイナルシーズンも、異なる魅力を持っています。

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より写実的で重厚な作画は、政治ドラマとしての進撃の巨人にマッチしているのです。

作者の諫山創氏自身も「アニメが完成版」と述べているほどです。

音楽も素晴らしく、澤野弘之氏の楽曲は物語を盛り上げる重要な要素となっています。

緻密に張り巡らされた伏線と回収

進撃の巨人最大の魅力は、緻密な伏線とその回収にあります。

作者は連載開始前から結末を決めていたため、初期から張られた伏線が最後まで一貫しているのです。

1話から存在していた「いってらっしゃい エレン」の意味が最終話で明かされたときの衝撃は計り知れません。

ライナーとベルトルトの正体、地下室の真実、座標の謎など、すべてが綿密に計算されていました。

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一度読み終えてから最初から読み返すと、新たな発見が数多くあります。

「あのシーンにはこんな意味があったのか」という驚きと感動を味わえるのです。

この「読み返すたびに新しい発見がある」という体験は、他の作品ではなかなか味わえません。

現代社会へのメッセージ性

進撃の巨人は、現代社会の様々な問題を描いた作品でもあります。

つむぎ

差別、戦争、政治、宗教、歴史修正主義など、重要なテーマが盛り込まれているのです。

これらのテーマは確かに重く、エンターテイメントとしては負担になります。

しかし、現代を生きる私たちにとって考えるべき重要な問題でもあるのです。

いろは

作品を通じて社会問題について考えるきっかけを得られることは、大きな価値と言えるでしょう。

単なる娯楽作品を超えた、文学的な深みがあるとファンは評価しています。

最後まで見ることで変わる評価

進撃の巨人は「最後まで見ることで評価が変わる」作品です。

途中で挫折した人と、最終話まで見た人では、作品への印象が大きく異なります。

つむぎ

マーレ編で離脱した読者も、最終話まで読むと「なるほど」と納得する場合が多いのです。

エレンの行動の真意、ミカサの選択の意味、すべてのキャラクターの決断の理由が明かされます。

複雑に見えた物語も、最終的には「自由」と「愛」というシンプルなテーマに集約されるのです。

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ただし、これは「最後まで見なければ分からない」という作品の弱点でもあります。

途中で離脱する読者が多いのも、この構造的な問題によるものでしょう。

進撃の巨人は確かに万人受けする作品ではありません。

しかし、その複雑さや重厚さを受け入れられる読者にとっては、他では味わえない体験を提供してくれる作品なのです。

「つまらない」と感じるあなたへのアドバイス

進撃の巨人がつまらないと感じているあなたに伝えたいことがあります。

あなたの感性は全く間違っていません。

進撃の巨人は特に「人を選ぶ」作品であり、つまらないと感じるのは極めて自然な反応です。

以下のことを心に留めておいてください。

  • 周囲の評価に流されて無理に楽しむ必要はない
  • 作品との相性は人それぞれで、合わないのは当然
  • 自分の時間は貴重なので、楽しめない作品に費やす必要はない
  • 世の中にはあなたに合う素晴らしい作品が必ず存在する

もし興味があれば、アニメ版から入る、友人と感想を共有するなど別のアプローチを試すこともできます。

つむぎ

ただし、これも必須ではありません。

何より大切なのは、自分の感性を信じることです。

いろは

進撃の巨人がつまらないと感じるあなたは、自分の好みをしっかり理解している証拠です。

自信を持って、あなた自身の感性を大切にしてください。

まとめ|進撃の巨人がつまらないと感じるのは何もおかしくない

この記事では、進撃の巨人がつまらないと感じる理由を7つの視点から徹底分析してきました。

結論として、進撃の巨人がつまらないと感じるのは全く正常で自然な反応です。

その根拠は以下のとおりです。

この記事の内容おさらい
  • 話の複雑化とジャンル変化による混乱
  • キャラクターへの共感困難と過度な残酷描写
  • ファイナルシーズンでの世界観急拡大とエレンのキャラ変
  • 前半と後半での作風とターゲット層の根本的変化
  • 商業的成功による引き延ばしと過度な期待値

一方で、アニメの高品質さや緻密な伏線回収を評価するファンがいることも事実です。

つむぎ

しかし、これらの魅力を感じられないのは、あなたの感性の問題ではありません。

もしあなたが進撃の巨人を「つまらない」と感じているなら、それは作品を冷静に分析できている証拠です。

周囲の評価に惑わされず、自分の時間を大切にして、心から楽しめる作品との出会いを追求してください。

あにれーとでは、進撃の巨人を超える面白いアニメ・漫画も紹介しています。

いろは

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コメント

コメント一覧 (2件)

    • コメントありがとうございます!
      進撃は主にストーリーが高く評価されている印象ですが、キャラたちを好きになれないと、ハマるのは難しいかもしれませんね…

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