
リゼロの最強キャラって結局誰なんだろう?

ラインハルトが最強って聞くけど、魔女や大罪司教と比べたらどうなるの?
本記事では、リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)に登場するキャラの強さランキングTOP41を解説します。
結論から言うと、リゼロの作中最強キャラは「剣聖」ラインハルト・ヴァン・アストレアです。
作者が「作中最強」と公言しており、あらゆる攻撃を回避し、望むだけの「加護」を得られる彼の能力は、他の追随を許しません。
推しキャラが何位にランクインしているのか気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
リゼロの強さランキングTOP41!キャラクター早見表
リゼロ強さランキングTOP41の全キャラクターを、ランク別にまとめた早見表です。

各ランクの特徴と代表的なキャラクターを一目で把握できます。
Tier | 順位 | キャラ | 特徴 |
---|---|---|---|
測定不能 | – | スバル | 死に戻りによる運命超越 |
SSSランク | 1~2位 | ラインハルト、サテラ | 神々の領域・作中最強格 |
SSランク | 3~6位 | レイド、ボルカニカ、レグルス、パンドラ | 伝説級・世界半壊級 |
Sランク | 7~13位 | ラム(角あり)、セクメト、パック、セシルス、ハリベル、フリューゲル、ヘクトール | 国家最強クラス |
Aランク | 14~23位 | ロズワール、エミリア、ヴィルヘルム、テレシア、エキドナ、シャウラ、ダフネ、テュフォン、カペラ、メラクェラ | 超一流の戦闘力 |
Bランク | 24~35位 | ユリウス、ガーフィール、ライ、ロイ、ルイ、シリウス、プリシラ、ベアトリス、エルザ、クルガン、レム、メィリィ | 熟練の戦士たち |
Cランク | 36~38位 | リカード、ペテルギウス、クルシュ | 侮れない実力者 |
Dランク | 39~41位 | フェルト、オットー、アル | 特殊能力・サポート役 |
今回のランキングで最も特徴的なのは、上位陣の圧倒的な強さです。
SSSランクとSSランクの上位6名は、他のキャラクターとは次元の異なる戦闘力を持ちます。
Sランクからは「国家戦力に匹敵する」レベルの強者が並び、角ありラムやセクメト、パックといった魔女・精霊勢が上位を占めています。

Aランク以下は物語の主要キャラクターが多数ランクインし、エミリアやロズワール、ユリウスから大罪司教まで幅広く分布。
注目すべきは魔女と大罪司教の力関係で、一般的に魔女の方が強いものの、レグルスのように例外的に強力な大罪司教も存在します。
また、ペテルギウスのように権能は強力だが基礎戦闘力は低いキャラクターや、スバルのように戦闘力は最弱でも特殊能力で全てを覆すキャラクターなど、単純な強さだけでは測れない多様性がリゼロの魅力と言えるでしょう。
【測定不能】ランキングの枠を超えた存在
主人公のスバルは、強さランキングに含められない測定不能な存在なので、先に別枠で紹介します。
ナツキ・スバル

- 攻撃力: 1.5
- 防御力: 1.0
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 5.0
ナツキ・スバルの戦闘力は、筋トレの習慣があったため一般人よりは上回るものの、基本的には男子高校生レベルです。
物語初期ではチンピラ3人を圧倒できる程度の腕力を見せていますが、ナイフで刺されれば死に、鉄球が当たれば体がもげるほど脆弱な存在でもあります。
しかし彼には、死亡すると過去の特定の時点(セーブポイント)に記憶を保ったまま時間を巻き戻す「死に戻り」の権能があります。
この能力により、スバルは絶望的な状況を何度もやり直し、情報の蓄積と経験値によって最適解を導き出すことが可能です。

さらに、闇属性魔法「シャマク」や、ペテルギウス撃破後に得た権能「不可視なる神の意志」も使用できるようになります。
作者の長月達平氏も、「死に戻り」を「ラインハルトやサテラでさえ及ばない、運命そのものを超越する力」と評価しています。
物理的な強さではなく、無限の試行回数と異常な精神力によってどんな強敵をも攻略し得る唯一無二の存在です。
【SSSランク】リゼロ強さランキング1位~2位|神々の領域
SSSランクに相当する、強さランキング1位~2位の最強キャラを紹介します。

ここに入るキャラは、神々の領域に達したまさに規格外の存在です。
1位:ラインハルト・ヴァン・アストレア

- 攻撃力: 5.0
- 防御力: 5.0
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 5.0
- 戦績: 5.0
リゼロの強さランキング、堂々の第1位は「剣聖」ラインハルト・ヴァン・アストレアです。
作者の長月達平氏が「作中最強」と公認する、文字通りチート級のキャラクターで、歴代最強の剣聖とされています。
戦況に応じて必要な加護を後付けで取得でき、「不死鳥の加護」による蘇生、「初見・再臨の加護」によるあらゆる攻撃の回避など、反則級の能力を持ちます。

身体能力も人間の枠を超え、砂丘や星の上を走る、ブラックホールを破壊するなど、物理法則を無視した戦闘が可能です。
アルデバランとの戦いでは、132,044回ものループでも攻略されず、その圧倒的な力は他国への入国が「宣戦布告」と見なされるほど。
まさにリゼロの世界における「歩く伝説」であり、彼を倒すことができる存在は現時点でほぼ皆無と言える最強の存在です。
2位:サテラ(嫉妬の魔女)

- 攻撃力: 5.0
- 防御力: 5.0
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 5.0
第2位は、400年前に世界を滅ぼしかけた「嫉妬の魔女」サテラです。
彼女は他の大罪魔女6人を全て滅ぼし、世界の半分を飲み込んだ伝説的な存在で、全魔女・魔神の中で最強。

サテラは圧倒的な破壊力を持つ「黒い影」を自在に操り、2000本以上の「見えざる手」を同時に展開可能。
さらに、本来適合していない複数の魔女因子を取り込んだ結果、人格が分裂し「サテラ」と「嫉妬の魔女」の二重人格状態となっています。

かつて、当時の剣聖や賢者、神龍といった「三英傑」が束になっても滅ぼすことができず、封印するのが精一杯だったほどの絶大な力を誇ります。
作者によると、最強のラインハルトと戦っても相性の問題で決着がつかない「千日手」になるとされ、まさに世界の枠組みから外れた特異点的存在です。
主人公スバルに「死に戻り」の能力を与えた張本人でもあり、時間や因果律に干渉する力を持つ、リゼロ世界最大の謎でもあります。
【SSランク】リゼロ強さランキング3位~6位|伝説級の強者たち
SSランクに相当する、強さランキング3位〜6位のキャラクターを紹介します。

SSSランクには及ばないものの、世界を半壊させられるほどの伝説級の強者たちです。
3位:レイド・アストレア

- 攻撃力: 5.0
- 防御力: 4.5
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 5.0
- 戦績: 5.0
第3位は、初代「剣聖」レイド・アストレア。
彼は400年前に嫉妬の魔女を封印した「三英傑」の一人で、アストレア家の始祖であり、歴代剣聖の中でもラインハルトを除けば最強とされています。

「剣聖の加護」を持たないにもかかわらず、純粋な剣技のみでこの地位を築き上げた規格外の存在です。
彼の剣技は「棒振り」と称され、剣だけでなく箸や棒状の物でも剣と同じ威力を発揮し、空間や概念すら斬り裂くことが可能。
大兎の大群を単独で殲滅し、成体を含む十二体の龍を一人で討伐。

神龍ボルカニカとも対等に渡り合う実力を誇ります。
プレアデス監視塔では、ユリウスやアナスタシアを「一歩も動かず」「箸一本」で瞬時に戦闘不能にするなど、その圧倒的な実力差は他の追随を許しません。
大罪司教「暴食」のロイに記憶を喰われた際も、逆にロイの精神を乗っ取って蘇生するという、強烈な自我も併せ持つ伝説の剣士です。
4位:ボルカニカ

- 攻撃力: 5.0
- 防御力: 5.0
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 5.0
- 戦績: 4.5
第4位は「神龍」ボルカニカです。
レイドと同じく「三英傑」の一角で、400年前に嫉妬の魔女封印に貢献した伝説の龍であり、ルグニカ王国の守護龍として盟約を結んでいます。

彼の代名詞である「龍の息吹」は、接触した対象を瞬時に消滅させる規格外の攻撃。
サテラの「黒い影」や、エミリアの「アブソリュート・ゼロ」すら対消滅できます。
さらに空間をねじ曲げて敵の攻撃を無力化する空間操作能力や、都市全体の炎を消し去る治癒能力など、攻撃・防御・回復すべてにおいて神格的な力を持ちます。

作者は「ラインハルトがゴジラならボルカニカはキングギドラ」と表現しており、両者が戦えば互角の勝負になると発言。
現在は認知症に近い精神的劣化が進んでいるものの、肉体的な強さや魔力は健在で、世界そのものを浄化する力を秘めた神格的存在です。
5位:レグルス・コルニアス

- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 5.0
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 3.0
- 戦績: 4.5
第5位は、「強欲」の大罪司教レグルス・コルニアスです。
彼の権能「獅子の心臓」は、自身や触れたものの時間を完全に停止させることで、あらゆる攻撃や魔法、加護を無効化する絶対的な防御能力。
攻撃面でも、時間を止めた物体を武器化して空間を切断したり、砂粒を投げるだけで対象を穴だらけにするなど、防御不能の攻撃を繰り出します。
さらに物理法則からも解放され、重力や空気抵抗を無視した瞬間移動に近い超高速移動も可能で、肉体の時間停止により百年以上の不老不死を実現。
その反則級の能力から、作中最強のラインハルトですら決定打を与えられず、ルグニカ王国の隣国を単独で滅ぼした実績も持ちます。

ただし、権能発動中は心臓も物理的に止まってしまうため、無敵状態はせいぜい5秒程度しか維持できません。
素の戦闘技術は素人同然であり、権能の仕組みを知らなければ勝つのは不可能ですが、知っていれば攻略の糸口が見えてくる存在です。
6位:パンドラ

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 5.0
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 4.5
第6位は、謎に包まれた「虚飾の魔女」パンドラです。
魔女教の幹部として大罪司教たちを従える極めて高い地位にあり、その権能は起きた事象そのものを自由に「書き換える」という因果律を無視した能力です。
攻撃を受けても「攻撃された事実自体をなかったことにする」ためほぼ無敵。

強大なレグルス・コルニアスを一瞬でその場から消し去った実績もあります。
さらに制御不能とされる魔獣「黒蛇」を誘導・操ることができる唯一の存在でもあり、伝説級の闘神「八つ腕のクルガン」を殺害し、都市を滅ぼすなど規格外の実績を持ちます。

常に穏やかで丁寧な態度を崩さない一方で、本質は極めて自己中心的で冷酷。
ジュース(後のペテルギウス)を魔女教の狂信者へと変貌させたのも、彼女の影響とされています。
現状では倒す手段が明確でなく、作者から「殺すのが最も難しい人物の一人」と評される、物語の裏で暗躍する最強格の魔女です。
【Sランク】リゼロ強さランキング7位~13位|国家最強クラス
ここからはSランク、強さランキング7位〜13位のキャラクターを紹介します。

単独で国家戦力に匹敵する、まさに大災害級の強者たちです。
7位:ラム(角あり)

- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 3.5
- 戦績: 4.5
第7位は、本来の力を取り戻した状態のラム。
彼女は鬼族の中でも「神童」と呼ばれるほどの天才で、幼少期から一族随一の力を持っていました。

角は鬼族にとってマナを効率よく集めるための重要器官であり、角があることで本来の力を100%発揮できます。
風魔法の巧みな使い手で、波長の合う生き物と視界を共有する「千里眼」という特殊能力も併せ持ちます。
実際に角を一時的に復活させた際は、大罪司教ライ・バテンカイトスを圧倒し、首をはねて討ち取るほどの実力を見せつけました。

作者の長月達平氏は「角ありラムは作中で5本の指に入る強さ」と明言しており、ラインハルトやレイドを除けば敵なしの実力者です。
怠惰の魔女セクメトに勝てるのは、作中でラインハルトと覚醒ラムだけとされ、ポテンシャルだけで言えばSSSランクに匹敵する最強クラスの存在です。
8位:セクメト

- 攻撃力: 5.0
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 4.5
第8位は「怠惰の魔女」セクメトです。
極度の面倒くさがりで、呼吸すら億劫に感じるほどの怠惰な性格ですが、その実力は魔女の中でも最強クラス。
嫉妬の魔女サテラを除けば、他の5人の魔女が同時にかかっても一瞬で制圧できるでしょう。

過去には神龍ボルカニカを「大瀑布の彼方へ追いやり」、白い傷跡を残すほど圧倒しました。
争いを嫌う性格のため、魔女同士の争いを抑止する役割も担っていましたが、安寧を得るためなら一切の容赦をしない冷徹さも併せ持ちます。
作中最強のラインハルト相手でも時間稼ぎ程度はでき、その圧倒的な殲滅力は他の追随を許さない規格外の存在です。
9位:パック(終焉の獣)

- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 4.5
第9位は、エミリアが契約する精霊、パックの真の姿である「終焉の獣」。
四大精霊の一角に数えられる420歳以上の大精霊で、普段は灰色の猫のような小さな姿をしていますが、エミリアの死などの条件下で覚醒すると20mを超える巨大な獣と化します。

覚醒時は周囲のマナを強制的に吸収し、その存在だけで世界を徐々に凍らせ、最終的に世界を滅ぼす文字通りの災厄です。
あらゆる魔法を使いこなせますが、特に氷魔法を得意とし、広範囲を一瞬で凍結させる能力で「白鯨」などの三大魔獣を単独で倒せます。
大罪司教ペテルギウスを瞬殺し、四大精霊メラクェラを倒してその座を継いだ実績も持つなど、作中トップクラスの実力者。

作者も最強キャラの一人として名前を挙げており、終焉の獣状態では嫉妬の魔女サテラと同等クラスとも評される規格外の存在です。
ただし、覚醒はエミリアの死が条件となるため常時発揮できる力ではなく、活動時間にも制約があるという弱点もあるためこの順位に。
10位:セシルス・セグムント
- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 4.5
第10位は、ヴォラキア帝国九神将「壱」にして最強の剣士「青き雷光」セシルス・セグムントです。
「天剣」を目指す求道者であり、常人の目では捉えきれない雷光のような速度が持ち味。

作者からも「スピードだけならラインハルトより上」と評される規格外の剣士です。
10本の魔剣・宝剣を所有する刀マニアで、一番刀「邪剣ムラサメ」は対象の「芯」を断ち切り、二番刀「夢剣マサユメ」はこの世の理から外れたものを斬ることが許された超常の剣です。
「選定の儀」では複数の皇帝候補による軍勢をたった一人で壊滅させ、ユリウスとの戦いでは本気を出さずに圧倒するなど、その戦闘力は軍隊に匹敵します。

ラインハルトとの一騎打ちでは、両刀を折られながらも重傷を負わせる善戦を見せ、IFストーリーではロズワールを圧倒した実績も持ちます。
世界の主演として華やかな戦いを演じることに強いこだわりを持ち、剣技の探求に人生の全てを捧げる、まさにリゼロ世界における「最強」の象徴の一人です。
11位:ハリベル
- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 5.0
- 戦績: 4.0
第11位は、カララギ都市国家を守護する「礼賛者」ハリベルです。
絶滅寸前の希少種である狼人(ウルフィン)の亜人で、「世界最強のシノビ」として知られ、作者からも「その気になればリゼロ世界の大半の相手を倒せる」と評される実力者。

最大の特徴は分身の術で、自身と全く同じ強さの分身を3体まで作り出せます。
つまり、相手は4人のハリベルを同時に相手にしなければなりません。
さらに呪術の専門家として、時間経過と共に相手を死に至らしめる強力な呪いを得意とし、自身の爪や毛をクナイに混ぜ込むことで触れただけで呪いを発動させる技術も持ちます。
ヴォラキア帝国の九神将にさえ気配を悟らせない隠密能力や、鍛え上げられた肉体による並の刃物よりも鋭い貫手など、多彩な攻撃手段を併せ持ちます。
本編では、四大精霊の力を奪ったレーゼを呪いの攻撃で追い込み勝利し、九神将ゴズ・ラルフォンをたやすく制圧していました。
ラインハルト以外には絶対的な自信を持ち、同じシノビのオルバルトを上回る四大国最強のシノビとして、その実力は他の追随を許しません。
12位:フリューゲル
- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 5.0
- 戦績: 4.5
第12位は、400年前に嫉妬の魔女を封印した「三英傑」の一人、「大賢者」フリューゲルです。

初代剣聖レイド・アストレアや神龍ボルカニカと肩を並べた英雄。
しかし、目立つことを嫌う性格で自らの功績を弟子に押し付けたため、歴史上ではその名があまり知られていません。
元大罪司教のペテルギウス・ロマネコンティからも崇拝されるなど、関係者からは絶大な尊敬を集めていた人物でもあります。

作中では「スバルと同一人物ではないか」という説が根強く囁かれています。
フリューゲルの大樹に、カタカナで「フリューゲル参上!」と刻まれていることなどがその根拠として挙げられています。
13位:ヘクトール

- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 4.0
第13位は、「憂鬱の魔人」ヘクトールです。
物語の400年前に存在した「憂鬱」の魔女因子を持つ唯一の男性で、その強大すぎる力のため歴史から意図的に秘匿されている存在。

目に見えない圧力や重力で対象を攻撃し、触れることなく建物を圧し潰したり人体を容易に破壊したりできます。
足元の小石を蹴っただけでその力を対峙する相手に作用させたり、魔法を地面に落として手を握るだけで爆縮させて霧散させるなど、応用力も抜群です。
400年前の聖域襲撃では、当時「人類最高峰の魔術師」だった初代ロズワールを、ほとんど自ら動くことなく権能だけで完膚なきまでに圧倒。

強欲の魔女エキドナと互角以上とも評され、作者からも作中最強格の一人とされているほどの実力者です。
現在のロズワールの道化のような服装や特異な口調は、この時のヘクトールを模倣したもので、彼への憎しみと復讐心を忘れないための戒めとされています。
【Aランク】リゼロ強さランキング14位~23位|超一流の戦闘力
Aランクに位置するのは、強さランキング14位〜23位の超一流の戦闘力を持つキャラクターたちです。

国家最強クラスには一歩及ばないものの、単独で戦局を大きく左右する実力者ばかりです。
14位:ロズワール・L・メイザース

- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 5.0
- 戦績: 4.0
第14位は、ルグニカ王国の宮廷筆頭魔術師、ロズワール・L・メイザースです。

彼は「王国最強の魔道士」と称され、一人で軍隊に匹敵する戦力を誇る規格外の存在。
「魔導の加護」により火・水・風・土・陰・陽の全6属性を最強レベルで扱える唯一無二の才能を持ちます。

実質無制限のマナを保有し、天候を操る大魔法すら発動可能な王国最高峰の魔術師です。
魔法使いでありながら高い身体能力も併せ持ち、不意打ちとはいえガーフィールとラムを手刀で同時に貫くほどの近接戦闘力も見せます。
400年間にわたって肉体を乗り換えながら知識を蓄積し続け、師である強欲の魔女エキドナに匹敵する魔法の腕前を身につけた、リゼロ世界屈指の実力者です。
15位:エミリア

- 攻撃力: 4.0
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 3.0
- 戦績: 3.5
第15位は、本作のメインヒロインであるエミリアです。
四大精霊パックと契約する精霊術師から、聖域の試練を経て契約なしでも魔法を使える「魔法使い」へと覚醒。

膨大なマナを秘めたハーフエルフで、「氷結の魔女」の異名を持つほどの強大な氷系魔法の使い手です。
代表的な技「アブソリュート・ゼロ」は、神龍ボルカニカの「龍の息吹」と対消滅するほどの威力を誇ります。
過去のトラウマにより自身の魔力を制限していましたが、覚醒後はリミッターが外れ、本来の膨大な力を発揮できるようになった成長株です。
16位:ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア

- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 3.0
- 戦闘経験: 5.0
- 戦績: 4.5
第16位は「剣鬼」の異名を持つヴィルヘルム・ヴァン・アストレアです。
魔法も加護も一切持たず、純粋な剣技のみで極みに達した努力の天才。

15歳で王国軍に入隊後、亜人戦争で数多の敵を討ち取り「剣鬼」の異名を得た伝説の剣士です。
彼の最大の功績は、全盛期に「剣聖の加護」を持つ先代剣聖テレシア・ヴァン・アストレアとの決闘で勝利を収めたこと。

「天剣」と称される超人的な剣技は、常人離れした速度と精度で敵を圧倒します。
現在は61歳で全盛期より二回りほど弱くなっているものの、その実力は他の騎士たちを大きく上回る、生身の人間としては作中トップクラスの実力者です。
17位:テレシア・ヴァン・アストレア

- 攻撃力: 4.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 4.5
第17位は、先代の「剣聖」テレシア・ヴァン・アストレアです。
心優しい性格で争いを好まない性格ながら、二つの強力な加護と類稀なる剣才を併せ持つ規格外の実力者。

12歳で「剣聖の加護」を継承し、剣の稽古なしで鍛錬を積んだ兄を圧倒する天賦の才能を見せました。
さらに「死神の加護」により、与えた傷は自然治癒せず血を流し続ける恐ろしい効果を持ちます。
亜人戦争では愛する者を守るために覚醒し、その圧倒的な剣才で戦争を終結へと導いた功績も。
純粋な剣技では全盛期のヴィルヘルムすら及ばない領域に達しており、屍兵として蘇った際も「水流に乗った木の葉」のような自然体から致死の剣を繰り出し、剣鬼を圧倒するほどの実力を見せつけました。
18位:エキドナ

- 攻撃力: 4.0
- 防御力: 2.5
- 特殊能力: 5.0
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 4.0
第18位は、「強欲の魔女」エキドナです。
「知識欲の権化」として全ての魔法を扱える「魔法の達人」であり、パックやベアトリスといった強力な精霊の創造主でもあります。

権能「叡智の書」により世界の記憶を読み取り、あらゆる情報と知識を把握する規格外の存在。
弟子であるロズワールに魔法を教えた師匠として、6属性すべての魔法でロズワールに匹敵もしくはそれ以上の実力を誇ります。
身体能力は「音痴」レベルで低いものの、膨大な知識と魔法の応用力、そして計算高い知略で相手を翻弄する戦い方が得意。
物語では一度死亡したものの、魂の転写技術を用いてリューズ・シーマの体を乗っ取り「オメガ」として復活を果たした、まさに知恵の化身と言える魔女です。
19位:シャウラ

- 攻撃力: 4.0
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 5.0
- 戦績: 3.5
第19位は、プレアデス監視塔の番人シャウラです。
愛らしい外見とは裏腹に極めて高い戦闘能力を持ち、400年間塔を守り続けてきた実力者。
肉体の各部から猛毒を放出し、広範囲を毒で汚染して敵を麻痺・幻覚状態に陥らせる能力も併せ持ちます。

正体は魔獣「紅蠍」で、特定のルールが破られると自我を失い巨大な蠍の姿に変貌。
この状態では圧倒的な破壊力を発揮し、切り離した鋏を時限爆弾として使う「鋏爆弾」や、高い再生能力を駆使してスバル一行を幾度となく全滅に追い込んだ作中屈指の強敵です。
20位:ダフネ

- 攻撃力: 4.0
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 4.0
第20位は、「暴食の魔女」ダフネです。
400年前に世界を震撼させた三大魔獣「白鯨」「大兎」「黒蛇」を生み出した創造主で、サテラに次ぐレベルで危険視される存在。

左目の「飢餓の魔眼」を直視した者は耐え難い飢餓感に襲われ、スバルが無意識に自分の指を食べてしまうほどの威力を持ちます。
さらに恐ろしいのは右目で、エキドナが「恐ろしいのは右目と喰われてから」と警告するほどの未知の能力を秘めています。

常に「百足棺」に身を置き、全身での捕食能力と優れた嗅覚で他人の健康状態まで把握可能。
世界の飢餓をなくすという目的で魔獣を創造し続けており、その存在自体が世界への脅威となっている災厄の魔女です。
21位:テュフォン

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 3.0
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 3.5
- 戦績: 3.5
第21位は、「傲慢の魔女」テュフォンです。
魔女の中で最も年少の幼い見た目をしていますが、その権能は非常に特殊かつ残酷。
相手の心にある「罪悪感」に反応して発動し、罪の意識があると判断すればその者の肉体をガラス細工のように粉砕します。
権能の効果は対象者の自己認識によって変化し、自分を「アクニン(悪人)」だと思っている者は激しい苦痛を伴い、そうでない者は痛みを感じません。

一度粉砕された部位は自然には元に戻らず、罪悪感を持たない者や善悪の区別がつかない動物には効果がないという制限も。
活発で明るい性格ながら他人の痛みが理解できない精神的な幼さを持ち、その無邪気さと無慈悲さで「処刑人」として多くの罪人を裁き続けてきた特異な魔女です。
22位:カペラ・エメラダ・ルグニカ

- 攻撃力: 4.0
- 防御力: 4.5
- 特殊能力: 4.5
- 戦闘経験: 3.5
- 戦績: 3.5
第22位は、「色欲」の大罪司教カペラ・エメラダ・ルグニカです。
可愛らしい少女の見た目に反して極めて残忍な性格で、「変異」と「変貌」という二つの権能を駆使する強敵。

「変異」は自身の姿を自在に変える能力で、変身した対象の特性や能力まで完全再現可能です。
巨大な黒竜に変身して圧倒的なパワーと飛行能力、黒い炎を駆使し、どんな大怪我も変異により瞬時に回復する実質不死の能力を持ちます。

「変貌」は他者を蝿などの異形に変える残虐な権能で、被害者の自我は保たれるため計り知れない精神的苦痛を与える恐ろしい攻撃。
さらに「竜の血」と称する血を浴びた者は激痛と共に異形化し、剣鬼の手解きを受けたクルシュを一瞬で倒すほどの戦闘力も見せる、最強の大罪司教候補です。
23位:メラクェラ

- 攻撃力: 4.0
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 3.0
第23位は、「調停者」の異名を持つ大精霊メラクェラです。
四大精霊の一角を担う火の大精霊で、世界の均衡を保つことを責務とし、脅威と判断した存在を情け容赦なく断罪・執行する機械的な行動原理を持ちます。

微精霊から長い年月をかけて大精霊へと成長した炎に包まれた馬のような姿で、敵対者を地形ごと焼き払う絶大な炎の力を操ります。
自身の分身体を作り出して独立行動させる能力も持ち、微精霊に偽装した分身での情報収集や戦闘用分身での攻撃など多彩な戦術を駆使。
最終的にパックに敗北し消滅したものの、最強クラスの魔法火力を誇る星獣化パックと正面から渡り合った実力は、その絶大な強さを証明しています。
【Bランク】リゼロ強さランキング24位~35位|熟練の戦士たち
Bランクには、24位〜35位の熟練の戦士たちがランクイン。

Aランク以上には及ばないものの、いずれも一筋縄ではいかない実力者揃いです。
24位:ユリウス・ユークリウス

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 3.5
第24位は、アナスタシア陣営の「最優の騎士」ユリウス・ユークリウスです。

ルグニカ王国近衛騎士団で「剣聖」ラインハルトに次ぐナンバー2の実力者とされる精霊騎士。
「誘精の加護」により火・水・土・風・陽・陰の6属性準精霊と契約し、剣技と精霊魔法を融合させた「魔法剣」で戦います。
代表的な技「アル・クラリスタ」は虹色に輝く剣でほとんどの物体を切断し、「ネクト」により他者と感覚共有してペテルギウスの「見えざる手」を攻略しました。

暴食の大罪司教に「名前」を奪われて準精霊たちから忘れられ魔法が使用不能になるも、プレアデス監視塔で初代剣聖レイドとの試練を通じて覚醒。
「虹色の精霊騎士」として新たな力を身につけ、格上の相手にも勝利を収める王国騎士団トップクラスの実力者です。
25位:ガーフィール・ティンゼル

- 攻撃力: 4.0
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 3.5
- 戦闘経験: 3.0
- 戦績: 3.5
第25位は、「聖域の盾」として知られるガーフィール・ティンゼルです。

獣人の血を4分の1引くクォーターで、小柄な体格から想像できない怪力により数百キロの竜車を軽々と投げ飛ばします。
金色のサーベルタイガーのような姿に「獣化」することで爆発的に腕力が増加し、負った傷も修復される反面、理性を失うリスクも。
「地霊の加護」により地面に足がついている限り大地から魔力供給を受け続け、傷が自動回復し身体能力も強化されます。

さらにベアトリスを上回る高い練度の治癒魔法も会得し、異常なまでの耐久力を誇る長期戦のスペシャリスト。
2本の盾を武器に「攻撃は最大の防御」で攻防を両立させ、ロズワールが「勝ち目が薄い」と評し、ラインハルトも「あと10年で世界有数の強さ」と認めるエミリア陣営最強クラスの戦士です。
26位:ライ・バテンカイトス

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 3.0
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 3.5
第26位は、「暴食」の大罪司教の一人、ライ・バテンカイトスです。
「美食家」を自称する暴食三兄妹の長男で、レムの「名前」と「記憶」を喰らいスバル以外から忘れさせた張本人。

権能「食事」で相手の名前や記憶を文字通り食べ、「蝕」により獲得した技術や経験を自分のものとして使えます。
「月食」で喰った相手の武術や魔法を完璧に再現し、子供の見た目ながら武芸百般の戦闘技術を発揮する”最強の武闘派”。

予測不可能な動きと戦術眼、さらに親しい人物の記憶を利用した心理戦も得意とし、白鯨を使役する力まで持ちます。
最終手段「日食」では喰った相手の肉体に変化して爆発的な戦闘力を得られるものの、自我を失うリスクがあるため切り札として温存していた危険な大罪司教です。
27位:ロイ・アルファルド

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 3.0
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 3.0
第27位は、「暴食」の大罪司教の一人、ロイ・アルファルドです。

質より量を優先する「悪食」を自称する暴食三兄妹の次男で、指先の「猫手」という暗器を用いて戦う拳法使い。
ライと同様に「食事」で相手の名前や記憶を喰らい、「蝕」の「月食」で獲得した剣技・武技・魔法を駆使して戦います。

ユリウスの弟ヨシュアの記憶と名前を喰らい、精神的揺さぶりをかけながらユリウスとリカードを圧倒した実績を持ちます。
数多の人生経験から極めて高い戦闘技術を有していましたが、プレアデス監視塔で初代剣聖レイドの記憶を喰らった際に逆に精神を乗っ取られ、自我を完全に喪失。
他者の人生を奪い続けた者が最強の存在を喰らって自己を失うという、皮肉な結末を迎えた大罪司教です。
28位:ルイ・アルネブ

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 3.0
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 3.0
第28位は、「暴食」の紅一点、ルイ・アルネブです。
「飽食」を自称する暴食三兄妹の末妹で、確立された自己を持たない曖昧な存在だったため「日食」を何の問題もなく使いこなせました。
水門都市プリステラでは瀕死のライの体を上書きして出現し、筋骨隆々の大男に変化してオットーに深手を負わせるなど圧倒的な戦闘力を見せました。

しかし、プレアデス監視塔でスバルの記憶を喰らった際、「死に戻り」による死の苦痛と恐怖を追体験して精神が完全に崩壊。
現在は幼児退行して言葉も話せない状態となり、かつての戦闘能力は失われているものの、全盛期は最強クラスの実力を誇った大罪司教です。
29位:シリウス・ロマネコンティ

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 3.5
- 戦績: 3.5
第29位は、「憤怒」の大罪司教シリウス・ロマネコンティです。
作者が「権能を抜きにした純粋な戦闘能力では大罪司教の中で一番強い」と明言する実力者で、ラインハルトからも「熟達した技能の持ち主」と評されます。

全身に巻き付けた鎖を武器に石造りの塔を倒壊させる威力の攻撃を繰り出し、凄まじい火力の黒い炎も操ります。
権能「憤怒」は特定範囲内の人々の感情を共有・増幅させて意のままに操り、さらに感覚(痛み・怪我・死)まで伝播させる恐ろしい能力。
自身と他者を同調させることでシリウスを攻撃すれば無関係な人々も道連れになるため、討伐を極めて困難にしています。
エミリアを打ち倒しプリシラと互角に戦うなど、純粋な戦闘力と魂に干渉する権能を併せ持つ最強クラスの大罪司教です。
30位:プリシラ・バーリエル

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 3.5
- 戦績: 3.5
第30位は、王選候補者の一人、「血染めの花嫁」プリシラ・バーリエルです。
ヴォラキア帝国皇族出身で、世界は自分のためにあると豪語する傲岸不遜な性格ながら、王選候補者の中でもトップクラスの戦闘力を誇ります。

「太陽の加護」により日中の戦闘では太陽の力を借りて身体能力や魔力など全ての行動にプラス補正がかかる強力な能力。
十本しか存在しない最上位魔剣「陽剣」を所有し、太陽の力を宿した炎の刃で「敵」と認識した者だけを斬る特殊な武器を自由に手から生み出せます。

さらに才能だけで陽魔法を使いこなし、宝石を犠牲にした防御、大罪司教の権能無力化など多彩な能力を持ちます。
「天に選ばれし者」と称される圧倒的な幸運の持ち主で、単独で大罪司教と互角以上に渡り合う実力を持つ「太陽姫」です。
31位:ベアトリス

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 3.0
第31位は、ロズワール邸の「禁書庫」を守る司書、ベアトリスです。
強欲の魔女エキドナによって生み出された400年以上生きる人工精霊で、使い手の非常に少ない「陰魔法」を極めた大精霊。

基本実力はロズワールと渡り合えるほど高く、マナが潤沢であれば簡単には負けない作中トップクラスの実力者です。
空間転移の「扉渡り」、異空間隔離の「ウル・シャマク」、存在消去の「アル・シャマク」など多彩で強力な魔法を操ります。

スバルと契約後は協力魔法「E・M・M(絶対防御魔法)」で時間と空間を停止させ、権能を含む外部干渉を無効化することも可能。
ただし契約者スバルのマナ生成量が少ないため常に万全状態で戦えない制約があり、この問題が解決されれば間違いなく最強クラスになると評される大精霊です。
32位:エルザ・グランヒルテ

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 4.0
- 特殊能力: 3.5
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 3.0
第32位は、「腸狩り」の異名を持つ暗殺者エルザ・グランヒルテです。
その正体は「吸血鬼」で、体が粉砕されるような致命傷も短時間で回復し、腕と首だけの状態からも再生する驚異的な不死性を誇ります。

二振りのククリナイフを操る二刀流の使い手で、ロム爺の巨大なこん棒を真っ二つにするほどの切れ味を発揮。
魔法攻撃を一度無効化する紫のマントを着用し、素早い身のこなしで相手を翻弄する近接戦闘を得意とします。

攻撃を受けても怯まず痛みを快楽に変換する異常な精神力を持ち、微笑みながら血まみれで戦う恐怖の存在。
ラインハルトの一撃に耐え、パックやガーフィールと互角に戦うなど、主人公スバルが最初に対峙した規格外の強敵です。
33位:クルガン

- 攻撃力: 3.5
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 3.0
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 3.5
第33位は、かつてヴォラキア帝国で「八つ腕のクルガン」と恐れられた多腕族の英雄、クルガンです。
強さが尊ばれるヴォラキア帝国で「最強無比の伝説の超人」と語り継がれ、皇帝から直接勲章を授けられた「闘神」。

8本の腕を最大限に活かす戦闘技術は人類種の常識が通用せず、一撃を防いでも残り7本の腕で追撃が可能です。
獣人化したガーフィールを上回る怪力で徒手格闘を行い、認めた相手には「鬼包丁」と呼ばれる大剣を1本ずつ増やして使用。
生前は強欲の大罪司教レグルスを1時間以上足止めし、屍人として復活した際はガーフィールを圧倒して鬼包丁8本全てを抜く本気の戦いを見せました。
彼に本気を出させた戦士は敗北しても英雄譚として語り継がれるほどの、まさに戦いの神として崇められる伝説の英雄です。
34位:レム

- 攻撃力: 3.0
- 防御力: 3.0
- 特殊能力: 3.5
- 戦闘経験: 3.0
- 戦績: 3.0
第34位は、ロズワール邸で働く青髪のメイド、レムです。
鬼族の生き残りで、鎖で繋がれた棘付きの鉄球「モーニングスター」を主武器に、水属性魔法と治癒魔法も使いこなします。

感情が昂ると「鬼化」してピンク色の一本角が生え、周囲からマナを強制的に取り込んで戦闘能力を飛躍的に向上。
鬼化時は身体能力・魔法威力・回復能力が大幅上昇し、受けた傷も自動治癒する強力な状態になります。

ただし長時間の鬼化は理性を失い敵味方の区別がつかない暴走状態に陥るリスクも。
「魔女の残り香」を嗅ぎ分ける特殊能力も持ち、白鯨討伐戦でも活躍したエミリア陣営の攻撃と回復を両立できる貴重な戦力です。
35位:メィリィ・ポートルート

- 攻撃力: 2.5
- 防御力: 2.5
- 特殊能力: 4.0
- 戦闘経験: 3.0
- 戦績: 3.0
第35位は、「魔獣使い」の少女メィリィ・ポートルートです。

生まれつき「魔操の加護」を持ち、ほぼ全ての魔獣を自由に従わせることができる特殊能力者。
一度に100体程度の魔獣を操ることが可能で、森の漆黒の王「ギルティラウ」や岩豚「ワッグピッグ」など多種多様な魔獣を率います。
相棒のエルザと共にアーラム村やロズワール邸を襲撃し、フレデリカ・ラム・パトラッシュ・スバル・ペトラが束になってもラム以外全滅させるほどの戦力を発揮。

ただし白鯨などの三大魔獣は操れず、本人の直接戦闘能力は低いという制約も。
事前に周辺魔獣を従わせる周到な準備や魔獣の体を使った変装など、魔獣の指揮能力と戦術を活かして戦う特殊な暗殺者です。
【Cランク】リゼロ強さランキング36位~38位|侮れない実力者
Cランクには、強さランキング36位〜38位の侮れない実力者たちが集まりました。

上位陣には及ばないものの、それぞれの分野で優れた能力を持つキャラクターです。
36位:リカード・ウェルキン

- 攻撃力: 3.0
- 防御力: 3.0
- 特殊能力: 2.5
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 3.0
第36位は、アナスタシア陣営の私兵団「鉄の牙」団長、リカード・ウェルキンです。

身長206cm、体重140kgを超える筋骨隆々の巨漢で、犬の獣人(コボルト)として卓越した身体能力を誇ります。
魔法の才能や「加護」は一切持たないものの、獣人特有の高い戦闘センスと巨大なナタを駆使した自己流の肉弾戦で数々の戦場を生き抜いてきました。
プリステラ攻防戦では片腕を失う重傷を負いながらも最前線で戦い続け、プレアデス監視塔ではガーフィールと共に前衛として活躍した、アナスタシア陣営の最大戦力の一人です。
37位:ペテルギウス・ロマネコンティ

- 攻撃力: 2.5
- 防御力: 2.5
- 特殊能力: 3.5
- 戦闘経験: 4.5
- 戦績: 2.5
第37位は、魔女教大罪司教「怠惰」担当、ペテルギウス・ロマネコンティです。
権能「見えざる手」により、常人には視認不可能な複数の魔手を自在に操る初見殺しに特化した強敵。

400年以上生き続ける邪精霊で、肉体を乗り換える「憑依」能力により実質的な不死性を持ちます。

魔手は人体を容易く引きちぎり木々を粉砕する怪力を誇り、自身の高速移動や手足の代替としても活用可能。
大罪司教の中では最弱クラスとされるものの、その執念深さと狂気じみた戦術により、スバルが「100回挑んで100回殺される」と評した恐怖の存在です。
38位:クルシュ・カルステン

- 攻撃力: 3.0
- 防御力: 3.0
- 特殊能力: 3.0
- 戦闘経験: 3.5
- 戦績: 3.0
第38位は、王選候補者の一人、クルシュ・カルステンです。

「風見の加護」により風の動きから相手の感情や嘘を読み取り、奇襲や騙し討ちを事前に察知する特殊能力の持ち主。
17歳の若さで公爵家の家督を継いだ天才で、次期王の大本命と目されるほど卓越した剣術と指揮官としての統率力を兼ね備えます。

強いカリスマ性と戦術眼で配下の軍勢を勝利に導き、白鯨討伐戦では最前線で指揮を執った実績も。
暴食の大罪司教により記憶を失い、色欲の大罪司教の「竜の血」により呪いを受けるなど現在は本来の力を発揮できていませんが、全盛期は王国有数の実力者でした。
【Dランク】リゼロ強さランキング39位~41位|特殊能力とサポート役
ランキングの最後を飾るDランクには、39位〜41位の特殊な能力を持つキャラクターや、サポート役として活躍する面々が登場します。

戦闘力は高くありませんが、物語に欠かせない重要な役割を担っています。
39位:フェルト

- 攻撃力: 2.0
- 防御力: 2.5
- 特殊能力: 3.0
- 戦闘経験: 2.5
- 戦績: 2.5
第39位は、王選候補者の一人、フェルトです。
ルグニカ王族特有の金髪に赤い瞳を持つ少女で、かつては貧民街でスリを生業としていましたが、現在は全滅したとされる王族の生き残りとして王選に参加しています。

「風の加護」により超人的なスピードを発揮し、その速さは暗殺者エルザから「世界に愛されている」と評されるほど。
プリステラ攻防戦では古代の遺物「ミーティア(流星)」を使用して暴食の大罪司教を撃退する大きな戦果を上げるなど、戦闘においても成長を見せています。
40位:オットー・スーウェン

- 攻撃力: 2.0
- 防御力: 2.0
- 特殊能力: 3.0
- 戦闘経験: 2.5
- 戦績: 2.5
第40位は、エミリア陣営の内政官、オットー・スーウェンです。
「言霊の加護」により動物たちと会話できるユニークな能力を持つ元商人で、商人として培った交渉術と頭の回転の速さが武器。

身体能力は一般人レベルですが、スーウェン家に伝わる護身術を習得しており、スバルとの殴り合いに勝てる程度の戦闘力は有しています。
複数の魔法属性に適性があり、自分の匂いを消す魔法や足音を飛ばす魔法など「小細工魔法」を駆使した戦術で格上の相手とも渡り合うことが可能。

知略を巡らせた奇襲攻撃や動物たちとの連携による情報収集など、多彩な戦術でスバルを何度も窮地から救ったエミリア陣営に不可欠な頭脳役です。
41位:アル

- 攻撃力: 2.5
- 防御力: 3.5
- 特殊能力: 3.5
- 戦闘経験: 4.0
- 戦績: 2.5
第41位は、プリシラ陣営の従者「アルデバラン」です。

常に黒い鉄兜で顔を隠し左腕を失った隻腕の異世界人で、その正体は多くの謎に包まれています。
剣奴として10年以上生き延びた経験に裏打ちされた戦術眼と生存能力が最大の武器で、「領域展開」と呼ばれる特殊能力を所有。

この「領域」内では敵の攻撃をほぼ完全に防ぎ、少し先の未来が見えているかのような戦い方で相手を翻弄します。
青龍刀や土属性魔法「ドーナ」を使用しますが、純粋な戦闘技術は二流止まりとされ、強さよりも「極めて倒しにくい」特性に特化したトリッキーな戦術家です。
リゼロの強さランキングの前提と基準
リゼロの強さランキングを作成するにあたり、本記事では以下の4つの基準を総合的に評価しています。
- 作者の公式見解を最優先
- 純粋な戦闘能力を評価
- キャラクターの相性と状況を考慮
作者である長月達平氏の公式発言や、Web小説での回答を最も重要な根拠としています。

作中の描写だけでは判断が難しいキャラクター間の力関係も、公式見解を基に順位付けを行いました。
キャラクター個人の戦闘能力(タイマン性能)を基本とし、特定の状況下でのみ発揮される能力や、集団戦での強さは参考程度に留めています。

リゼロのバトルは、キャラクター同士の相性が勝敗を大きく左右します。
そのため、本ランキングはあくまで総合的な強さの指標であり、順位が下のキャラが上のキャラに勝つ可能性も十分にあり得ます。
リゼロの強さに関するQ&A
リゼロの強さランキングに関する、よくある質問と回答をまとめました。
結局、作中最強は誰ですか?
作者公認で「ラインハルト・ヴァン・アストレア」が作中最強です。
本記事のランキングでも1位に輝いている通り、彼の右に出る者はいません。
まさに、リゼロの世界における「絶対強者」と言えるでしょう。
スバルの「死に戻り」は最強の能力ではないのですか?
戦闘能力ではなく、「運命を覆す」という意味では最強の能力です。

スバル自身の戦闘力は最弱クラスですが、「死に戻り」はどんな絶望的な状況もやり直せる唯一無二の権能です。
作者も「運命そのものを超越する力」と評価しており、ラインハルトでさえ到達できない勝利を掴むことができます。
そのため、単純な強さランキングには入れず、「測定不能」の特別な存在として扱っています。
「魔女」と「大罪司教」ではどちらが強いですか?
一般的には「魔女」の方が強いと言えます。
もちろん個々のキャラクターによりますが、サテラやセクメトといった上位の魔女たちは、大罪司教を遥かに凌駕する力を持っています。

大罪司教は「魔女因子」を取り込んだ存在ですが、オリジナルの魔女ほどの力は発揮できないようです。
ただし、レグルスのように一部の魔女を上回る例外的な大罪司教も存在します。
まとめ|リゼロ最強キャラはラインハルト!しかし物語の鍵はスバルが握る
本記事では、リゼロに登場する41名のキャラクターを強さ順にランキング化し、それぞれの能力と実績を詳しく解説しました。
結論として、純粋な戦闘力では「剣聖」ラインハルト・ヴァン・アストレアが作中最強です。
Tier | 順位 | キャラ | 特徴 |
---|---|---|---|
測定不能 | – | スバル | 死に戻りによる運命超越 |
SSSランク | 1~2位 | ラインハルト、サテラ | 神々の領域・作中最強格 |
SSランク | 3~6位 | レイド、ボルカニカ、レグルス、パンドラ | 伝説級・世界半壊級 |
Sランク | 7~13位 | ラム(角あり)、セクメト、パック、セシルス、ハリベル、フリューゲル、ヘクトール | 国家最強クラス |
Aランク | 14~23位 | ロズワール、エミリア、ヴィルヘルム、テレシア、エキドナ、シャウラ、ダフネ、テュフォン、カペラ、メラクェラ | 超一流の戦闘力 |
Bランク | 24~35位 | ユリウス、ガーフィール、ライ、ロイ、ルイ、シリウス、プリシラ、ベアトリス、エルザ、クルガン、レム、メィリィ | 熟練の戦士たち |
Cランク | 36~38位 | リカード、ペテルギウス、クルシュ | 侮れない実力者 |
Dランク | 39~41位 | フェルト、オットー、アル | 特殊能力・サポート役 |
作者の長月達平氏が公式に「作中最強」と明言しており、100を超える加護と反則級の能力により、他のキャラクターを圧倒する実力を持ちます。
ラインハルトに次ぐのは「嫉妬の魔女」サテラで、400年前に世界の半分を飲み込んだ伝説的な強さを誇る存在。
一方で、戦闘力では最弱クラスのスバルが「死に戻り」という唯一無二の権能により、運命そのものを超越する力を持つことも重要なポイント。

物理的な強さでは到底敵わない相手でも、無限の試行回数によって必ず攻略法を見つけ出すという、まさに物語の核となる存在です。
このランキングを参考に、新たな発見や考察のヒントが見つかれば幸いです。
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