推しの子のB小町のメンバーって誰だっけ?
名前の由来や意味って?
今回は、推しの子に登場するアイドルグループのB小町について網羅的に解説しました。
私はアニメから推しの子にハマり、現在は漫画もすべて読破済みです。
B小町の元ネタや今後の展開予想について知りたい方は、ぜひ最後までお付き合いください。
推しの子のB小町とは?
B小町がどんなグループなのか、簡単におさらいしておきましょう。
B小町は星野アイが所属していたアイドルグループ
B小町(びーこまち)とは、星野アイがかつて所属していた苺プロダクションのアイドルグループです。
苺プロダクションに所属していた中学生モデルから結成されました。
結成当初のメンバーは星野アイを含めた4人でしたが、最終的には7人にまで増えました。
不動のセンターを務めた星野アイが最も人気で、のちにテレビやグラビアなどのアイドル以外の仕事もがんがん来るようになります。
弱小事務所だった苺プロダクションから現れた、まさにスターアイドルグループでした。
星野アイの死亡後に解散
主に星野アイを中心に爆発的な人気を見せていたB小町は、ついに東京ドームでのライブにこぎつけました。
しかし、ライブ前日に星野アイが自宅で刺され死亡してしまいました。当然ドーム公演は中止です。
星野アイのためのグループと言っても過言ではなかったB小町は、星野アイがいなくなった後も活動を続けようとしますが、死亡から2年後に解散してしまいます。
解散後の元メンバーたちは芸能界を離れ、詳細な動向は不明です。
星野アイが16歳のときには結成から4年が経っていたので、亡くなったのが20歳のときだと考えると約10年ほど活動していたことになりますね。
新生B小町がスタートする
B小町の解散後はアイドル事業から完全に撤退していた苺プロダクションでしたが、星野ルビーのもと再びアイドルグループが立ち上がります。
ルビーは前世から星野アイの大ファンで、「絶対にママみたいになるんだ!」と意気込んでいました。
当初は、よその事務所でアイドルデビューすることになっていましたが、その事務所の運営がずさんだと分かったため、斉藤ミヤコが10年ぶりに自社のアイドル部門を復活させると決めます。
ルビーはグループ名を「B小町」と名付けます。理由としては、母親である星野アイの意思を継ぐためと、大好きなせんせ(ゴロー)に見つけてほしいからです。
母親である星野アイの意思を継ぐため
→星野アイが成しえなかったドーム公演を実現させる
ゴローに見つけてほしいから
→ゴローの遺体はまだ発見されていない
→ゴローはさりな(ルビーの前世)の初恋の相手
ルビーの他には有馬かなとMEMちょが後から参加し、新生B小町として新たなスタートを切りました。
推しの子のB小町のメンバーまとめ
旧B小町・新生B小町のメンバーをそれぞれ紹介します。
旧B小町のメンバー
星野アイ(センター)
メンバーカラー:不明
髪飾り:うさぎ
声優:高橋李依
星野アイは旧B小町の絶対的エースで、結成当初からずっと変わらずセンターであり続けました。
中学生のころから容姿は美しいままで、歌とダンスも完璧な天才アイドルです。
旧B小町の人気はほとんどが星野アイに対するものであり、グループの人気を支え続けました。
反面他メンバーとのプライベートの交流はほぼなく、アクアとルビーを産んだことも伝えていなかったようです。
その他のメンバーは不明
推しの子1話ご視聴ありがとうございました。1話は冒頭20カットくらいの原画、飛び飛びで作監、アイ以外のB小町や壱護などのサブキャラの設定描いてました。2話以降もよろしくお願いします! #推しの子 pic.twitter.com/fT6Jubt5FF
— ももしお (@momoshiomomo) April 12, 2023
星野アイ以外の旧B小町の元メンバーに関しては、作中では明らかにされていません。
分かっていることは以下の3点です。
- 全部で7人のグループだった
- 初期メンバーは、星野アイ・高峯・ニノ・渡辺
- めいめい・ありぴょん・きゅんぱんという名前のメンバーもいる
初期メンバーが星野アイ・高峯・ニノ・渡辺だということは、推しの子公式サイトで公開されている小説の45510にて明かされています。
上記の4人以外は、後から加入したと考えられます。
またアニメ1話にて、さりなが病院で旧B小町のライブ映像を見ながら「めいめいはダンスが良い」「歌はありぴょんときゅんぱんが良い」とゴローに話すシーンがありました。
そのため、めいめい・ありぴょん・きゅんぱんという名前のメンバーがいることも分かります。
新生B小町のメンバー
星野ルビー
メンバーカラー:赤
声優:伊駒ゆりえ
星野ルビーは新生B小町を立ち上げたと言っても過言ではないキャラで、星野アイの子どもでもあります。
前世からの推しで母親でもある星野アイのようなアイドルになるのが夢。
新生B小町として活動を始める前も他のオーディションに応募していたりなど、かなりやる気があります。
歌はあまり上手ではないものの、母親譲りのルックスとダンスの才能にあふれています。
実際、有馬かなもルビーから星野アイを彷彿とさせる何かを感じ取っていたようです。斉藤ミヤコも、ルビーの才能に関しては認めています。
有馬かな(センター)
メンバーカラー:白
声優:潘めぐみ
有馬かなは、新生B小町のセンターを務めるキャラです。
子役時代は「10秒で泣ける天才子役」として名をはせていましたが、高校生になった今では仕事が目減りしていました。
アイドルをやることで自分のキャリアに傷がつくことを恐れていましたが、アクアに熱心に頼み込まれて加入することになります。
子役時代に歌っていたこともあって、ルビーとMEMちょよりも歌唱力に優れています。センターになったのも、他2人の歌があまりにも下手だったからです。
苦手だったダンスを練習を重ねることでできるようにするなど、努力家の一面も見えます。
MEMちょ
メンバーカラー:黄
声優:大久保瑠美
MEMちょはYouTuberとして活躍する自称18歳。実年齢は25歳で、かなりサバを読んでいます。
生前の星野アイをかなり推していたようで、アイドルに憧れていたものの、家族のために働くうちに夢を追える年齢ではなくなっていたという悲しい過去があります。
「今からガチ恋始めます」で共演したアクアにアイドルに夢見ていたことを話したことで、新生B小町のメンバーとしてスカウトされました。
FARMという別の事務所に所属していますが、苺プロダクションからアイドル業務を依頼するという形で加入しました。
歌は下手でルビーと同レベルですが、インフルエンサーとしての知識を生かしてB小町のYouTubeチャンネルを伸ばすことに貢献しています。
新生B小町のメンバーはこれから増える?
新生B小町のメンバーは、これから増える可能性もあります。
旧B小町のメンバーが7人だったので、新生B小町も7人になるのではと考えられます。
ルビーがドーム公演を達成したとき、メンバーが旧B小町と同じ7人だったらエモいですよね。
具体的には、以下の4人が候補に挙がっています。
キャラ | 職業 | 可能性 |
---|---|---|
黒川あかね | 役者 | △ 別の事務所に所属している 役者の道を突き進みそう 歌とダンスは苦手かも |
不知火フリル | マルチタレント | △ 別の事務所に所属している 仕事には困ってなさそう |
寿みなみ | グラビアアイドル | △ 別の事務所に所属している 仕事には困ってなさそう |
吉住未実 | コスプレイヤー・VTuber | ○ 個人勢Vtuber 前世バレして炎上中 顔もかわいい |
全員ルビーと面識のあるキャラで、メンバーとして勧誘されることは十分にあり得ます。
ですが、吉住未実を除く3人は別の事務所に所属しているため、現状だと新生B小町に入るには苺プロダクションに移籍しなければなりません。
現状だと最も可能性が高いのは、事務所に所属しておらず炎上して仕事を失くした吉住未実です。
もしかしたら上記の4人が新生B小町に加入する展開があるかもしれませんが、可能性としては低めでしょう。
推しの子のB小町の名前の由来・意味
B小町という名前はどこから来ているのか、2つの説を紹介します。
赤坂小町が元ネタ?
何垢なのか?と言われてもハマってる漫画についてのコメントは載せ続けるスタイル
— 九条のP活 (@kujonopkatsu) May 31, 2023
推しの子、B小町の元ネタは赤坂小町、ことプリンセスプリンセスか?
赤坂アカ先生、なるほどね!
今週のチェも明るくて良かったが、公安編と同等の盛り上がりが作れるか?
好きだからもちろん追い続ける。 pic.twitter.com/adB1pSPy2W
90年代のガールズバンドの「プリンセスプリンセス」の当初のバンド名である「赤坂小町」が元ネタだという説です。
赤坂小町→A小町→B小町
推しの子の原作者は赤坂アカ先生なので、そこから赤坂小町を連想したのではないでしょうか。
B級アイドルだから?
B小町のBは、B級という意味があるという説です。
B+小町 に分けて考える
① B:
→B級、二流
② 小町:
→かわいい女の子
結成当初のメンバーは中学生でまだまだ未熟だったうえに、苺プロダクションは弱小事務所で大手のような目立ったプロデュースができませんでした。
そのため二流を意味するB級のBがあてがわれたのだと思われます。
小町には、世界三大美人のひとりとして知られる「小野小町」からも分かるように、「評判の美しい娘」という意味があります。
B小町は容姿の良い中学生モデルを集めて作られたので、意味としてかなり合っていますよね。
まとめると、弱小事務所かつ未熟(B)だけど、かわいさには自信がある(小町)アイドルグループという意味が込められているという説です。
個人的に、いかにも斎藤社長が付けそうな名前だと思いました。
推しの子のB小町は実は不仲だった?
新旧B小町のメンバーは実は不仲だったとの考察もあります。果たして本当に仲が悪かったのでしょうか?
旧B小町は不仲だった?
ミヤコによれば「B小町」もアイに対する嫉妬でメンバーの仲が険悪だったことが語られている。
— 平松真次 (@hirasindao) August 22, 2020
つまり、アイとB小町メンバーの関係は、アクアが犯人候補から外すような「軽い関係」ではなく、嫉妬や軋轢といった負の感情がアイに向けられていたことが分かる。 pic.twitter.com/CgABkqMp1Z
旧B小町のメンバー不仲だったようです。
レッスンの休憩時間でメンバーたちが星野アイに軽くしゃべりかけるシーンがあったことから、表面上は仲が良いように見えます。
ですが、星野アイとプライベートで遊ぶような友人は同僚にはおらず、メンバーと親密な間柄ではなかったことが分かります。
また、赤坂アカ先生が書いた小説の45510では、メンバーの誰かが「星野アイのことが嫌いだった」ことが判明しています。
旧B小町は星野アイの人気によって支えられていたため、他のメンバーは彼女のバックダンサーのような扱いを受けていました。
星野アイに嫌がらせをしたメンバーは、すぐさま脱退させられたようです。
斉藤ミヤコもメンバー間を上手く取り持つのが大変だったと語っているので、旧B小町のメンバーが不仲だったのは確定でしょう。
おそらくメンバーとは最初は仲が良かったものの、星野アイだけが人気になるにつれて、だんだんと仕事だけの関係性になっていったものだと思われます。
新生B小町は不仲だった?
新生B小町は結成当初は仲が良かったですが、ルビーが闇堕ちしたことで徐々に亀裂が入り始めます。
ルビーはゴローの遺体を発見したことで、目的のためなら手段を選ばない性格に変貌してしまいました。
性格の変化によって新生B小町はさらに人気になっていったものの、メンバー間の亀裂は確実に増えていきました。
実際、Vtuber兼コスプレイヤーの吉住未実をメンバーに誘ったときは、キャラが被ると考えた有馬かなが不安がっていました。
最終的に有馬かなは新生B小町を引退してしまいます。
ただ、引退するときもルビーは有馬かなの背中を優しく押して、これからのことを応援していたように見えました。
決して仲が悪くなったわけではなく、お互いの方向性の違いが明らかになっただけでしょう。
推しの子のB小町の歌や曲を紹介
B小町が歌っていた楽曲を紹介します。
キャストの都合で、星野アイが歌っているバージョンしかありませんが、いずれ新生B小町メンバーの歌うバージョンも収録されるかもしれません。
サインはB
歌:星野アイ
作詞・作曲:大石昌良
編曲:やしきん
星野アイの復帰番組の収録やミニライブなど、最も聴く機会の多い楽曲となります。
タイトルや歌詞からも、B小町の代表的な曲であることがうかがえます。
大石昌良さんはオーイシマサヨシ名義でも知られ、推しの子の他にも「ようこそジャパリパークへ」など、さまざまなアニソンを手掛けている作曲家です。
もしかしたら大石昌良さん本人が歌うバージョンも、そのうち出るかもしれません。
STAR☆T☆RAIN
歌:星野アイ
作詞・作曲:小野寺祐輔
編曲:脇 眞富
アニメ1話の冒頭で流れた楽曲。
サビ前からほんの少しの間しか流れませんでしたが、ダンスの振り付けは全部決まっているようです。
作曲者の小野寺祐輔さんは、この曲の他にはウマ娘の「We are DREAMERS!!」などの楽曲を担当されています。
HEART’s♡KISS
歌:星野アイ
作詞・作編曲:設楽哲也
アニメ1話にて、ルビーとアイが一緒にダンスの練習をするところで流れた楽曲です。
他の曲とは違い、ギターサウンドが強めに出ているのが特徴的。
作詞・作編曲の設楽哲也さんは、アイドルマスターシリーズや弱虫ペダルなど、幅広いアニメやゲームを担当されています。
POP IN 2
新生B小町で初のオリジナル楽曲として、作中で登場しました。
アニメではまだ放送されていないため、実際の曲は公開されていません。
新生B小町は結成してしばらくは旧B小町時代の曲を歌ってきたので、さすがに新曲がほしいということで制作されました。
「今の時代に合った曲」を目指して制作され、かなりクオリティの高い仕上がりになったと記載がありました。
作中では旧B小町の作詞作曲も手掛けていた「ヒムラ」という作曲家に依頼していました。
つまり、ここまで紹介してきた4曲はすべてヒムラの手によって制作されたことになります。
推しの子のB小町のメンバーや意味・由来:まとめ
今回は推しの子に登場するB小町について解説してきました。
B小町の今後の活躍に期待ですね。