
薬屋のひとりごとがつまらないのはなぜ?
2025年1月からアニメ2期も放送されている薬屋のひとりごとですが、「恥ずかしい・痛い」などネガティブな評判も集まっているようです。
この記事では、薬屋のひとりごとがつまらないと言われる理由を解説します。
結論、薬屋のひとりごとがつまらないと言われるのは、「女性版なろう」っぽさを感じるからです。
薬屋のひとりごとのどこが面白いのかわからない人や、サジェストを見て気になった人は、ぜひ最後まで見てください。
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薬屋のひとりごとが好きな人にピッタリな作品を厳選しているよ♪

薬屋のひとりごとはつまらない?過大評価と言われる理由5選
薬屋のひとりごとがつまらないと言われる理由を解説します。

薬屋のひとりごとは人気作品だけど、なぜ「面白くない」なんて言われているのかな?
なろう作品っぽさを隠せていない
なろう作品っぽさを隠せていないことが、薬屋のひとりごとがつまらないと言われる大きな理由です。
薬屋のひとりごとは「小説家になろう」が原作の作品なので、なろう作品っぽさを感じるのが当然ではあります。

でも、なろう作品が嫌いな人からしたら、なろうっぽい雰囲気を感じるだけでダメなのかも…?
実際、薬屋のひとりごとには、以下のようななろう作品あるあるが含まれます。
- 主人公が“現代知識”で無双するような展開
- 周囲の人間より一枚上手であることが多い
- ご都合主義的に感じられる描写もある

たしかに、猫猫は薬の知識で無双するし、なぜか身分の高い人たちから気に入られているよね!
本作のような「後宮ファンタジー」は、後宮は本来もっと厳しい場所のはずなのに、なぜか主人公パワーで優しい世界になっている作品が多いです。
上記のような「なろう作品っぽさ」が、薬屋のひとりごとが面白くないと言われる理由になっています。
ストーリーが難しい・理解できない
薬屋のひとりごとのストーリーが難解で、理解できなくてつまらないと言っている人もいました。

アニメや漫画はストーリーが大事だから、わからないと面白くないよね…!
ストーリーの主軸は「毒殺」や「医術」、「宮廷の陰謀」などを含むミステリー仕立てですが、会話や描写に情報量が多く、テンポも早めです。
なによりも、後宮ファンタジー特有の単語がたくさん出てくるので、初見だと何を言っているのかわからないまま1話を終えてしまう可能性があります。

そもそも後宮ってなに?ってとこから始まるし、玉葉妃とかキャラの名前もわかりにくい…
しかも、ミステリーなだけあって登場人物の数が多く、身元引受け人や宦官など、それぞれの立場や人間関係も複雑です。
世界観はいくらか現代風にアレンジされていますが、中華風の設定がストーリーを難しくしているのは否定できません。
アニメの出来がイマイチ
アニメの出来がイマイチなのも、薬屋のひとりごとがつまらないと言われる理由です。
なろうの原作から読んでいるファンの人でも、アニメは「なんか違う…」と感じる場合があるようです。
原因として、以下が挙げられていました。
- 猫猫の声に違和感がある
- 書籍のように飛ばし飛ばしで見れない
- シリアスさが失われている
- 自分の中での解釈とずれている
- そもそもアニメ映えしない

実際、原作で1回履修済みの作品のアニメ化は、どうしても粗さがしをしてしまう側面があるよね…!
小説や漫画を読むときに、キャラの声を脳内補完するタイプの人は、アニメで声優がつくと解釈違いを起こす可能性が高そうです。
ただ、ほとんどの原作ファンはアニメ版も楽しんでいて、「よくできている」と感じている人が大半です。
配信サイトでの評価もかなり高いですが、熱心な原作勢からしたら、アニメの出来がイマイチと感じる場合もあるようです。
アニメ2期で作画が変わった
薬屋のひとりごとがつまらないと言われるのは、アニメ2期で作画が変わったことも原因のひとつです。
アニメ2期のアニメーション制作は1期から変わらず、東宝アニメーショとOLMが担当しています。
しかし、2期になって「作画が劣化した」と感じている人が一定数いるようです。
- 雰囲気が変わった
- 1期のほうが好きだった
- 顔が崩れているように見える

1期の作画が良かっただけに、残念に思っている人が多そうだね…!
ただ、1期の時点ですでに「作画がおかしい」と言っている人もいたので、2期で作画が変わったと感じるのは個人差があるのかもしれません。
2期の作画が好きと言っている人もたくさんいます。
一部のファンは、アニメ2期の作画が変わったことで、薬屋のひとりごとがつまらないと言っているようです。
薬屋のひとりごとは気持ち悪い
薬屋のひとりごとは気持ち悪いとの声も見つかりました。
気持ち悪いと言われる理由は、主人公の猫猫に関する内容がほとんど。
猫猫の設定に「オタク女子の願望が詰め込まれている」と感じる人が続出しています。
- あえて本気出してないだけ
- 本当は美人だがわざと容姿を悪く見せている
- あまり人には言えない趣味や知識を持つ
- コミュニケーション能力もある
- 位の高い人たちから一目置かれている
- 恋愛に興味はないもののイケメンに執着される

実際、猫猫に憧れない女子中学生はいないだろうね…
作者が上記のような「オタク女子に刺さる主人公」を計算ずくで考えていると思うと、気持ち悪いと感じる場合もあるでしょう。
薬屋のひとりごとは、主人公の猫猫からオタク女子受け狙いをひしひしと感じるため、つまらない・気持ち悪いと言われています。
薬屋のひとりごとは恥ずかしい・痛いと感じる理由
薬屋のひとりごとは「つまらない」だけでなく、「恥ずかしい・痛い」と感じる人も一部います。
その理由を以下に解説します。

「女性版なろう」のように感じるのが、主な原因みたいだよ!
主人公の猫猫がひねくれている
猫猫のひねくれた性格が、共感しづらいと感じる人もいます。
猫猫は博識で観察力に優れていますが、人を見下すような言動や皮肉っぽい態度が目立ちます。
後宮での騒動にも無関心で、「またくだらないことを…」と傍観する場面などがその典型です。
クールというより、他人を見下しているように映ることがあります。

自分よりも立場が下の人に怒鳴るシーンもあって、性格が悪いと言われているみたいだね…
その性格が魅力でもありますが、見る人によっては「痛いキャラ」と受け取られることもあります。
猫猫のイキリ中二病が苦手
猫猫の振る舞いが“イキリ”や“中二病っぽい”と感じる人がいます。
毒や医術に詳しく、周囲よりも優れている描写が続くため、知識でマウントを取っているように見える場面があります。
「それ、ただの○○ですよ」とあっさり正解を言い当てる場面は、爽快に映る一方で、やりすぎに感じる人も。

毎回スムーズに解決していく展開に、ご都合主義っぽさを感じるという声もあるね!
天才キャラゆえに、言動が鼻につくと感じる人も多く、“痛い”という評価につながっています。
過去の黒歴史と重なってきつい
猫猫のキャラが、かつての自分と重なって見ていられないと感じる人も。
「他人とは違う」と思っていた過去や、人付き合いを避けていた経験がある人にとって、猫猫の態度が自分の黒歴史を思い出させます。

みんなが一度は通る道だよね~!
「恋愛はくだらない」「人付き合いは面倒」といった発言に、思春期の自分を重ねてしまい、見ていて恥ずかしくなる人もいます。
共感できないのではなく、“思い出したくない自分”と重なることで「痛い」と感じるケースです。
薬屋のひとりごとは過去に炎上している?
薬屋のひとりごとは、漫画版の作画担当・ねこクラゲ氏の脱税問題が原因で、過去に炎上しています。
2024年4月、ねこクラゲ氏が、2019年から2021年にかけて約2億6000万円の所得を申告せず、所得税約4700万円を脱税したとして告発されました。

とんでもない金額!!
その後、懲役10か月(執行猶予3年)と罰金1100万円の有罪判決が言い渡され、SNS上では「脱税のひとりごと」と揶揄されるなど、一時的に炎上状態となりました。
出版社のスクウェア・エニックスは連載の継続を発表しており、作品自体に影響はありませんでした。
なお、薬屋のひとりごとのストーリーやキャラクター描写が原因で炎上したことはありません。
一部では猫猫の性格や演出が「苦手」「イタい」と感じられることもありますが、SNSで大規模に炎上した例は確認されていません。

少なくとも、炎上が原因で「つまらない」と言われているわけではないね!
薬屋のひとりごとは、漫画版の作画担当・ねこクラゲ氏の脱税問題で炎上しましたが、作品に罪はありません。
薬屋のひとりごとの魅力3選!どこが面白い?
薬屋のひとりごとのどこが面白いのか、魅力を3つ解説します。

何がそんなに評価されているのかわからない人は、ぜひ参考にしてみて♪
中華風後宮という異世界感あふれる舞台設定
本作の舞台は、架空の中国風帝国の“後宮”。
美しい建物、豪華な衣装、独特の身分制度――とにかく異世界感たっぷりで、現実を忘れて浸れる世界観が広がっています。

後宮ファンタジーって、なんでこんなにワクワクするんだろうね…?
「後宮もの=ドロドロの恋愛劇」と思いきや、実は意外とさっぱり。
政治的な駆け引きや謎解きが中心なので、男女問わず楽しめる内容になっているのも魅力のひとつです。

いい感じにカジュアル向けに落とし込まれているよね!
しかも背景美術や花街の描写がすごく丁寧で、アニメで観ると「うわ、絵がきれい…」とため息が出るレベル。
それだけで世界に引き込まれる人、きっと多いはずです。
薬学の知識で無双するミステリー
『薬屋のひとりごと』の面白さは、ミステリー要素にあります。
主人公の猫猫(マオマオ)は、薬や毒にめちゃくちゃ詳しい女の子。

そんな彼女が、後宮で起こる不可解な事件を薬学の知識でスパッと解決していくのが気持ちいい!
しかも登場する毒や病気は、実在するものがベースになっているので「なるほど、そういうことか…!」と読んでいて知識欲も満たされます。
伏線の張り方も絶妙で、何気ない会話やシーンが後になってつながる爽快感も◎。
推理モノが好きな人にはたまらない構成です。
あくまでも「ひとりごと」
タイトルにある「ひとりごと」――実はここにも、この作品ならではの面白さが隠されています。
猫猫は、頭が良すぎるがゆえに、うかつに真実を口にすると身の危険があるような立場。
だから、あくまでも“独り言”として、自分の見解や推理をこっそりつぶやいているんです。

こういうムーブに憧れる人は多いのでは?
読者や視聴者は、そのひとりごとを「たまたま聞いてしまった」ような感覚で楽しむことができるので、ちょっとしたスリル感や余韻もあるんですよね。
そういう静かな緊張感が、この物語の奥深さにつながっています。
薬屋のひとりごとが面白くない理由に関するよくある質問
薬屋のひとりごとが面白くない理由に関する、よくある質問と回答をまとめました。
薬屋のひとりごとのアニメは何話まである?
第1期は2023年10月から2024年3月まで放送され、全24話構成でした。
第2期は2025年1月から放送が開始され、同じく全24話が予定されています。
薬屋のひとりごとはどれくらい人気がありますか?
2025年4月時点で、原作小説と2種類のコミカライズを合わせたシリーズ累計発行部数は4,000万部を突破しています。
特にアニメ第1期の放送開始以降、発行部数は急増し、アニメの影響で約1,600万部増加しました。
薬屋のひとりごとのアニメに気まずいシーンはありますか?
アニメには、主人公・猫猫の花街出身という設定や、壬氏との微妙な関係性を描いたシーンなど、視聴者によっては気まずく感じる場面が存在します。
家族と一緒に視聴する際には、事前に内容を確認することをおすすめします。
まとめ|薬屋のひとりごとがつまらないのは「女性版なろう」に見えるから
この記事では、薬屋のひとりごとがつまらないと言われる理由や、恥ずかしい・痛いと感じる原因を解説しました。
- つまらないと言われるのは、
- 恥ずかしい・痛いと感じるのは、
- 薬屋のひとりごとの評価されているポイントや魅力は、
また、薬屋のひとりごとが炎上した理由についても解説しました。
全体的に、アニメの視聴者やメディアから持ち上げられているわりには、「女性版なろう」でしかない事実が、つまらないと言われる原因になっていました。

でも、配信サイトのレビューからしてほとんどの人は楽しんでいるから、一部の意見ってことを忘れずに!
この記事で薬屋のひとりごとに対する理解が深まったのであれば幸いです。
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