
ダンダダンのターボババアって、どんなキャラクター?
この記事では、ダンダダンのターボババアの元ネタや、能力・強さを徹底解説します。
ターボババアが正能市の廃トンネルに居座っていた理由や、声優は誰なのかも紹介しています。
敵だったころのターボババアと招き猫のギャップが好きな人は、ぜひ最後までみていってください。
あにれーとでは、ダンダダンに似てるおすすめアニメ・漫画も紹介しています。

ダンダダンと同じくらい面白い作品をピックアップしたよ!

ダンダダンのターボババアとは?
ここのターボババア可愛すぎて何回も巻き戻したwwwwwww pic.twitter.com/gV2goSfwZp
— あのね (@ano__ani) December 14, 2024
ダンダダンに登場するターボババアは、正能市の廃トンネルに住み着いている近代妖怪です。
漫画1巻・アニメ1話で初登場しました。
長い白髪と黄色い目を持つ老婆の姿をしており、時速100キロで走れるのが特徴。

その速さから、昔は100キロババアと呼ばれていました。
ターボババアは足の速さに絶対的な自信を持っていて、かけっこで負けた相手に呪いをかけます。
作中では、主人公のオカルンがターボババアに敗北し、呪われてしまいました。
呪われた人間を見た人間も呪えるなど、名の知れた近代妖怪なだけあって、実はかなり強力なキャラクターです。
その後、オカルンたちの活躍で、ターボババアは招き猫の人形に封じ込められました。
以降は、口の悪いマスコットキャラクターとして、モモたちを助けています。
あにれーとでは、ダンダダンの最強キャラランキングも解説しています。

ダンダダンのターボババアの元ネタ
なんだかんだで志村けんのバカ殿様見ながら星子と一緒にバカ笑いしてるターボババア好き😂笑#ダンダダン pic.twitter.com/76htB7HdYj
— アニメ大好き星人(♀) (@anime1_jp) December 13, 2024
ダンダダンに登場するターボババアの、元ネタとして有力な説を紹介します。
ターボばあちゃん
ダンダダンのターボババアは、1990年代に広まった都市伝説の、ターボばあちゃんが元ネタだと言われています。
ターボばあちゃんは、夜中に高速道路を走る車の後ろに現れ、時速100キロで追いかけてくる老婆です。
ふいに後ろから迫ってくる恐怖で、運転手の事故を誘発するので、「追い抜かれたら死ぬ」と言われています。

名前だけでなく、特徴もかなり一致していますよね。
六甲山の周辺での目撃情報が多いですが、全国各地やゲームなどの作品の中で、似たような伝承が残されています。
- バスケばあちゃん
- ホッピングばあちゃん
- 棺桶ババア
- ボンネットババア
- ジェットババア
似ている箇所が非常に多いので、ダンダダンのターボババアは、ターボばあちゃんを参考にした説が濃厚です。
姥捨山伝説
ダンダダンのターボババアは、姥捨山伝説が元ネタだと言われています。
長野県の更科には、かつて食料が乏しかった時代に、老いた親を山に捨てるという風習があったとされます。
ダンダダンのコミック裏表紙に、姥捨山伝説の解説が載っていたので、ターボババアとの関連性は間違いなさそうです。
その後、姥捨山に入った若者が、捨てられたあとも生き続けていた老人に追いかけられるという部分が、ターボババアの元ネタの可能性が高いです。
ダンダダンのターボババアの作中エピソード
ターボババア可愛すぎてつらい(´;ω;`) pic.twitter.com/gmaoQ3c6IF
— ヨルシカ@元素騎士 (@CaptainYorshka) December 14, 2024
ダンダダンに登場するターボババアの、漫画・アニメでの作中エピソードや活躍シーンを紹介します。
オカルンのイチモツを奪う
ダンダダンの漫画1巻・アニメ1話では、オカルン(高倉健)が心霊スポットのトンネルで、ターボババアに遭遇します。
幽霊を信じないオカルンと、宇宙人を信じないモモ(綾瀬桃)とで言い合いになり、オカルンは幽霊が出る心霊スポットに行き、モモはUFOの聖地を言われる廃病院に向かった矢先の出来事でした。
ターボババアはオカルンに「イチモツしゃぶらせろ」と迫り、驚いたオカルンは全力で逃げ出しました。
しかし、ターボババアの高速移動能力により追いつかれ、オカルンはイチモツを奪われ呪われてしまいます。
これを機に、オカルンはターボババアの呪いの力を宿し、身体能力や戦闘力が大きく向上しました。

綾瀬星子に倒される
ダンダダンの漫画1巻~2巻・アニメ3話~4話では、ターボババアとオカルンたちの戦いが繰り広げられ、最終的に綾瀬星子に倒されました。
オカルンとモモは、イチモツを取り返して呪いを解くため、ターボババアを倒すことを決心します。
筋トレなどで準備を開始するオカルンたちでしたが、ターボババアは「今夜来ないと、そこら辺の人間を呪い殺す」と、オカルンを媒介してモモを脅します。
その結果、ろくに準備もできないまま決戦がスタート。
モモの「脚で負けるのが怖いか?」という挑発に乗り、正能市を出るまでの10分ハンデのかけっこで勝負することに。

途中で巨大なカニの形をした地縛霊も加わり、オカルンとモモを追いかけます。
正能市を出る一歩手前で、ターボババアは地縛霊と合体し、オカルンとモモを追い詰めます。
電車を利用して逃げるオカルンとモモにぎりぎり追い付いたものの、正能市と神越市の境目で星子が待ち伏せしており、大量のお札が貼られた架線柱に突っ込んで消滅しました。
招き猫の人形に封印される
ダンダダンの漫画2巻・アニメ5話では、ターボババアが綾瀬家にあった招き猫の人形に封印されました。
綾瀬星子によって消滅させられたターボババアですが、まだ成仏しておらず、オカルンの中に潜んでいました。
星子に見つかったターボババアは、近くにあったお札の張られた招き猫の人形に乗り移り、そのまま封印されてしまいます。
その結果、ターボババアの呪いの力はオカルンの中に残り、自在に操れるようになりました。
また、招き猫に封印されたターボババアは、霊力を読み取る能力を保持しつつ、「幸運を引き寄せる」新たな特性を獲得しました。

以降、ターボババアはオカルンやモモと行動をともにするようになります。
ときどき口の悪さを見せながらも、オカルンたちに有益なアドバイスをするなど、マスコット兼アドバイザー的な立ち位置で活躍しています。

家出していなくなる
ダンダダンの最新の展開では、ターボババアは力を取り戻し、綾瀬家から家出していなくなりました。

星子は強がりながらも、ターボババアの不在を寂しがっています。
ターボババアが家出した理由はわかりませんが、ストーリーでかなり重要なキャラクターなので、帰ってくるのを願うばかりです。
ダンダダンのターボババアの能力と強さ
ダンダダンを見てると招き猫可愛い!!って思う時あるんだけどこれってつまりターボババアが可愛いって言ってるようなもんだよな、、、#アニメ好きと繋がりたい pic.twitter.com/4ku0D4kmYq
— わぁ(?)@フォロバ100 (@Wgasuki25) November 25, 2024
ダンダダンに登場するターボババアの、能力や強さについて解説します。
時速100キロで高速移動
ターボババアは、時速100キロで走る驚異的なスピードが特徴。
時速100キロと言われると遅い気もしますが、どんな場所でも確実に時速100キロで移動できるのが、この能力の強みです。

トンネルの壁面や電線の上など、足場が不安定な場所でも常に時速100キロで走れます。
作中では、ターボババアの能力を使ったオカルンが、セルポ星人の六根を回避していました。
また、地縛霊と合体したあとのターボババアは、高崎線の最高速度の120キロには追い付けませんでしたが、カーブで減速したタイミングで追い付いていました。
伝染する呪い
ターボババアは、人間を媒介して感染する、強力な呪いをかけられます。
彼女と遭遇し、かけっこで負けた人間は呪われ、ターボババアに体を乗っ取られます。
作中では、綾瀬星子ですら抗えず、まるで時が止まったかのような呪いの力で、心臓発作と脳梗塞で死因を選ばせるほどの余裕さえありました。
しかも、ターボババアは乗っ取った人間を介して、周囲のほかの人間に呪いを伝染させることが可能です。

実際に呪った人間だけでなく、その人間を見たほかの人間も同時に呪い殺せます。
これほど強力な呪力を持っているのは、正能市にいるからで、正能市を出ると大幅に弱体化するとされています。
人間や妖怪への憑依
ターボババアは、人間や妖怪に憑依する能力を持っています。
接触した相手に取り憑き、その体を自由に操れます。
作中では、しがみついて離れないオカルンに憑依したり、地縛霊と融合して巨大な妖怪に進化していました。
モモが超能力で握っていなければ、ターボババアに憑依されたオカルンに殺されていたかもしれません。
霊魂の操作
ターボババアは、霊魂を自在に操る能力を持っています。
作中では、正能市の墓地に眠る霊魂を集めて、それを多数の人間に憑依させて操り、オカルンとモモを追い詰めました。
ダンダダンのターボババアの過去
ダンダダンのターボババアには、壮絶な過去が隠されている可能性があります。
ターボババアは、全国各地に出没していましたが、現れるのは決まって「理不尽な死を遂げた少女たちの霊がいる」場所でした。
「成仏できない少女たちを、慰めて回っていたのかもしれない」と、綾瀬星子は言っていました。
実際、オカルンがターボババアに遭遇した廃トンネルは、連続少女殺人事件の現場となった場所です。
しかも、少女たちの地縛霊は、ターボババアがモモに捕まえられたタイミングで出てきて、「ババアを返せ」と言っていました。
そのため、興味本位でトンネルに訪れる人間を、「少女たちを傷つける敵」とみなし、イチモツを奪って呪う行動に出ていたと思われます。

地縛霊にとっては、ターボババアは自分たちに寄りそってくれる、やさしいおばあちゃんだったのかもしれません。
また、ターボババアは姥捨山伝説との関連性が示唆されていることから、彼女自身も過去に姥捨て山に捨てられており、その無念を晴らすために妖怪として活動している可能性もあります。
ダンダダンの本編ではあまり語られていませんが、ターボババアには実は暗い過去が隠されているのかもしれません。
ダンダダンのターボババアの声優
ダンダダンのアニメでターボババアの声を担当するのは、田中真弓さん。
多くの代表作を持つベテラン声優です。
- 『ONE PIECE』:モンキー・D・ルフィ
- 『天空の城ラピュタ』:パズー
- 『ドラゴンボール』:クリリン
ダンダダンは、ベテラン声優にきわどいセリフを吐かせる、とんでもない作品です。
まとめ|ダンダダンのターボババアの元ネタや強さ
この記事では、ダンダダンのターボババアはどんなキャラクターなのか、元ネタ・強さや声優を解説しました。
- ターボババアは、時速100キロで走れる近代妖怪
- ターボババアの元ネタは、都市伝説のターボばあちゃんと姥捨山伝説
- ターボババアはオカルンを呪ってイチモツを奪うが、モモや星子の協力で祓われ、招き猫の人形に封印された
- 時速100キロで移動できるほか、伝染する呪いや人間・妖怪に憑依できる能力を持つ
- ターボババアは、理不尽な死を遂げた少女たちの霊がいる場所に現れ、慰めていた
- ターボババアの声優は、田中真弓さん
漫画1巻・アニメ1話で鮮烈な登場のしかたをしたターボババアでしたが、倒されてからは招き猫の姿になって、かわいいマスコットになりました。
ターボババアはダンダダンの作中でもかなり強力なキャラですが、招き猫とのギャップで好きになってしまった人は多いと思います。

アニメでは、むしろこれからが見どころなので、今後もターボババアの動向に注目です。
あにれーとでは、ダンダダン好きにおすすめな似てるアニメ・漫画も紹介しています。

ダンダダンと親和性の高い作品を厳選したから、同じ系統のアニメを探したいなら要チェック!

コメント