リゼロがつまらない・面白くない理由7選|スバルうざいなど見てられない原因を解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
リゼロがつまらない・面白くない理由7選|スバルうざいなど見てられない原因を解説
いろは

リゼロがつまらないと感じるのは変じゃない…?

リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)は、異世界転生ブームの火付け役となった人気作品。

しかし、「主人公のスバルがうざすぎて見てられない」「序盤で挫折した」といった、否定的な声も数多く聞かれます。

本記事では、リゼロがつまらない・面白くないと感じる理由を解説します。

リゼロがつまらないと感じる原因は、主人公のスバルの性格の悪さが大半です。

スバルは元ひきこもりの17歳とはいえ、主人公とは思えない言動や行動が目立ちます。

つむぎ

ほかにも理由はあるけど、主人公のキツさに耐えられず、離脱しちゃう人が多いね…!

とはいえ、リゼロは書籍の売り上げが1,300万部を突破した大人気シリーズで、多くの人が楽しんでいるのは間違いありません。

途中で視聴をやめようか迷っている方に向けて、いつから面白くなるのかも解説。

私はリゼロのアニメを視聴済みで、作品自体はかなり好きなので、リゼロを貶める意図は一切ありません。

いろは

「なんかモヤモヤする」という気持ちを、きっと言語化できるはず!

作品本編のネタバレを含む場合があります。ご注意ください。

楽天ブックス
¥8,081 (2025/10/23 01:49時点 | 楽天市場調べ)
目次

リゼロがつまらない・面白くない理由7選

リゼロが「つまらない」と感じられる理由は、大きく分けて7つあります。

つむぎ

これらの要因が重なることで、多くの視聴者が途中で挫折してしまうんだ…!

理由1:主人公スバルの性格がうざい・気持ち悪い

リゼロの最大の問題点は、間違いなく主人公ナツキ・スバルの性格です。

初対面の相手にもタメ口で話しかけ、年上や偉い人に対しても敬語を使いません。

いろは

普通だったら絶対に嫌われるよね…

ロズワール邸での食事シーンでは「普通以上に美味いな」と傲慢な言い方をしたり、メイドのラムに対して「馴れ馴れしすぎる」「よくあれでメイドが務まるよな」といった自己中心的な評価をします。

さらにヤバいのが、感情のコントロールができない点です。

自分の主張が通らないとすぐに声を荒げ、白鯨から逃げるオットーに暴力を振るったり、宿の主人に怒鳴りつけたりします。

私自身、13話の王選シーンを見ている時は、あまりの恥ずかしさに画面から目を逸らしたくなりました。

つむぎ

でも、スバルはいきなり異世界転生して、死に戻りのループに囚われた、ただの17歳だからなぁ…

リゼロのほかにも、主人公がうざい作品はいくつかありますが、スバルはその中でもトップクラスに見てられないキャラかもしれません。

理由2:ストーリー展開が停滞気味で進まない

リゼロは「死に戻り」システムのため、同じような場面を何度も繰り返し見ることになります。

1つの問題を解決するのに何話もかかることが多く、視聴者は「またこの場面か」「いつになったら話が進むの?」と感じてしまいます。

いろは

もう何話同じところやってるの…?

特にアニメ2期以降は、1つの章が10話以上続くことが珍しくありません。

キャラクターの心理描写を丁寧に描くため、セリフも長くなる傾向があります。

重要な場面ほど長い説明や内面の独白が続くため、「説明が長くて集中できない」という声が多く聞かれるのも納得です。

緊迫した場面のはずなのに、話の進み方が遅いため、せっかくの緊張感が途切れてしまうのは本当にもったいないと感じます。

理由3:グロテスクな描写とバッドエンドの連続

スバルは「死に戻り」のために何度も死にますが、その死に方が非常に残酷です。

刺される、食われる、首を切られるなど、見ていて辛くなるような描写が頻繁に登場します。

グロテスクなシーンが苦手な人には、非常に耐え難い内容となっています。

いろは

アニメ見てるのに気分悪くなるって何…

また、数話にわたって絶望的な展開が続くことが多く、「見ていて辛い」「早く終わってほしい」と感じる視聴者が大量発生します。

最終的には希望が見えるようになっていますが、その過程があまりにも長く、多くの人がその前に離脱してしまいます。

つむぎ

逆に言えば、いろんな死に方が見れるよ(笑)

主人公や仲間たちが理不尽な目に遭うシーンばかり見せられると、見ている側も精神的に疲れてしまうのは当然の反応でしょう。

あにれーとでは、リゼロの死亡キャラも紹介しています。

あわせて読みたい
【リゼロ】死亡キャラ&シーン最新まとめ!確定死亡と復活キャラを完全解説 この記事でわかること リゼロで死亡が確定したキャラ一覧 本編開始前にすでに死亡していたキャラ一覧 死に戻りで復活したキャラ一覧 大罪司教の現在の生死状況 章別の死...

理由4:死に戻り設定への違和感と萎え要素

「死に戻り」は確かに斬新な設定ですが、あまりにも都合が良すぎると感じる人が多いのも事実です。

「どんな失敗をしても最終的にはうまくいく」という安心感が、逆に緊張感を削いでしまいます。

さらに深刻なのは、倫理的な問題を感じる視聴者もいることです。

いろは

死んだ世界線の人たちの思いはどうなるの?

死んだ世界線の人たちの思いを無視して、新しい世界線でやり直すという設定に、道徳的な疑問を抱く人が少なくありません。

また、何度も死に戻りを繰り返しているのに、スバルの成長が遅いと感じる視聴者も多いです。

つむぎ

同じような失敗を何度も繰り返すスバルを見ていると、「学習能力がないの?」と言いたくなる気持ちもわかるかも…

理由5:キャラクターの会話や演技が寒い

リゼロのキャラクターの会話は、時として不自然で「寒い」と感じられることがあります。

現代の言葉遣いと異世界の設定が混ざっていることで、違和感を覚える視聴者が多いのです。

特にスバルの現代ネタや軽いノリのセリフが、シリアスな場面で浮いてしまうことがあります。

いろは

空気読んでよ…ってなるのかな?

感情的なシーンでは、キャラクターの演技が大げさすぎると感じる人もいます。

特にスバルの叫び声や感情の表現が「やりすぎ」「うるさい」と感じられ、集中して見られないという意見も多く聞かれます。

正直なところ、キャラクターの会話にリアリティを感じられないと、いくら設定が面白くても作品に入り込むことは難しくなってしまいます。

理由6:複雑すぎて理解が困難な世界観

リゼロは章が進むにつれて登場キャラクターが爆発的に増えていきます。

王選候補者だけでも5人、その陣営の人たちを含めると覚えきれないほどの人数になります。

それぞれに複雑な背景設定があるため、「気軽に見たいのに、勉強している気分になる」という声も多く聞かれます。

つむぎ

キャラ多すぎて誰が誰だかわからない…

魔女教、大罪司教、王選、各国の政治情勢など、覚えなければならない設定が非常に多いのも問題です。

さらに、何気ないシーンやセリフが後の重要な展開につながることが多いため、気を抜いて見ていると話が分からなくなってしまいます。

アニメを見るのに疲れてしまうというのは、エンターテイメントとしては本末転倒な気がしてなりません。

理由7:なろう系特有の都合の良い展開

スバルは特に強い能力を持っているわけではないのに、なぜか重要な場面で活躍することが多いです。

「都合が良すぎる」と感じる視聴者が多く、リアリティに欠けると批判されています。

また、レムやエミリアなど、魅力的な女性キャラが比較的簡単にスバルに好意を抱くことにも違和感を感じる人が多いです。

いろは

なぜあんなうざい性格のスバルが好かれるの?

重要な場面で偶然助けが来たり、都合よく情報が手に入ったりすることが頻繁に起こります。

このようなご都合主義的な展開が、作品の緊張感やリアリティを大きく損なっているのは間違いありません。

結果として、多くの視聴者が「なろう系のテンプレート通りじゃん」と感じ、作品に対する興味を失ってしまうのです。

スバルが「クズ」と言われる具体的な理由

リゼロのスバルが「クズ」「うざい」「気持ち悪い」と言われる理由を、深掘りして解説します。

つむぎ

リゼロを見るのをやめる原因のほとんどは、スバルの性格の悪さと言っても過言ではないかも…!

自己中心的な言動パターン

スバルの最大の問題は、常に自分を中心に物事を考えることです。

エミリアを助けた後に「俺ってば、今まさに君を凶刃から守り抜いた命の恩人!」「返し切れないだけの借りがあるはずだ!!」と主張するシーンは、多くの視聴者がドン引きした場面として有名です。

いろは

勝手に助けといて恩着せがましすぎでしょ…

他者の意思や状況を完全に無視して、自分の正義を押し付けようとする傾向も深刻です。

王選の会場でも、エミリアが「来ないで」と言ったにも関わらず、「俺がエミリアを守る」という自分の思い込みを優先させました。

相手がどう思っているか、どう感じているかを考慮せず、「俺が正しい」「俺がやってやる」という思考回路から抜け出せないのです。

つむぎ

死に戻りで精神がずたぼろなのはわかるけど、「自分は悪くない」という態度が漏れ出てるよね…

感情のコントロールができない場面

スバルは感情的になると、周りが見えなくなってしまいます。

自分の主張が通らないとすぐに声を荒げ、相手の立場や状況を考えずに怒りを爆発させます。

王選の場で賢人会がエミリアを侮辱した際の激高ぶりは、その典型例です。

いろは

気持ちはわかるけど、時と場所を考えたほうが…

白鯨から逃げるオットーに対して暴力を振るったシーンも、多くの視聴者が「最低」と感じた場面でした。

オットーなりの判断があったにも関わらず、スバルは自分の感情だけで暴力に訴えてしまったんですね。

さらに、宿の主人に怒鳴りつけたり、レムに八つ当たりしたりと、理不尽な怒りの表現が目立ちます。

17歳という年齢を考慮しても、これらの行動は社会的に許されるものではありません。

恩着せがましい態度の問題

スバルは自分の行動に対して、過度な見返りを求める傾向があります。

死に戻りによって得た情報で人を助けても、「俺がいなかったらどうなっていたか」と恩着せがましく言います。

特に問題なのは、相手が頼んでもいないことを勝手にやっておいて、感謝を強要する点です。

つむぎ

誰も頼んでないのに勝手にやって恩を押し売りって…

エミリアとの関係でも、彼女が望んでいない「保護」を一方的に提供し、それに対する見返りを期待します。

「俺がこんなに頑張ってるのに」「俺がこんなに考えてるのに」という発言が出てくるのも、この恩着せがましさの表れです。

本当の優しさや善意というのは、見返りを求めないものだと思うのですが、スバルにはそれが理解できていないのかもしれません。

上から目線で馴れ馴れしい接し方

スバルは初対面の相手でも、年上でも、偉い人でも関係なく、いきなりタメ口で話しかけます。

ロズワールに初対面からため口を利いたり、「お前」呼びをしたりするのは、社会常識から大きく外れています。

いろは

初対面でその態度はありえないでしょ…

メイドのラムに対しても「馴れ馴れしすぎる」「よくあれでメイドが務まるよな」といった失礼な評価をします。

ロズワール邸での食事の際に「普通以上に美味いな」と上から目線でコメントするシーンも、多くの視聴者が不快感を抱いた場面です。

自分の立場や能力を客観視できず、根拠のない自信に基づいて他人を見下すような態度を取ってしまうのです。

つむぎ

こういうのって、現実世界でも確実に嫌われるパターン…

結果として、これらの問題行動が重なることで、スバルは「リアルにいたら絶対に友達になりたくないタイプ」として多くの視聴者から嫌悪感を抱かれているのです。

アニメ1期~3期の評価と問題点

アニメ2期~3期は「つまらない」と言われているのかを解説します。

いろは

リゼロの評価は、アニメの進行とともに大きく変化しているよ!

1期前半(1~12話)はまだ許容範囲内

アニメ1期の前半は、「まだ見れる」と感じる人と、「スバルがきつい」という人に分かれる印象です。

異世界転生という設定の新鮮さに加えて、「死に戻り」という斬新なシステムが毎週ハラハラ感を演出していました。

最初の12話だけで8回も死に戻りがあり、ループ系アニメとしての面白さが濃縮されていたのです。

つむぎ

最初の頃は「まあ、これから成長するでしょ」って思ってた…

作画と音楽の勢いも良く、物語が暗くても映像が派手だったので「見るエネルギー」は保てていました。

スバルの性格に違和感を感じつつも、「まだこれから成長するだろう」という期待感があったのは事実です。

この時期のリゼロは、「先の展開が気になるアニメ」として多くの人に受け入れられていたと思います。

1期後半(13~25話)は18話まで耐えたら勝ち

1期後半は、リゼロ視聴における最大の山場です。

13~17話はスバルの「闇落ち」期間で、周囲に八つ当たりする重いシーンが続き、多くの視聴者が離脱を検討しました。

王選の会場でスバルが見せた醜態は、リゼロ史上最も「見てられない」シーンと言っても過言ではありません。

いろは

死に戻りをほかのキャラに伝えられないのが、ここまで苦しいとは…

しかし、18話「ゼロから」でレムの長いセリフによりスバルが復活すると、感動派と「くさすぎ派」に評価が割れながらも、盛り上がりは最大級となりました。

つむぎ

18話は間違いなく神回!

騎士のユリウスとの決闘でボコボコにされるシーンでは、「自業自得だ」「ざまあみろ」という声も多く聞かれましたが、これも含めてエンターテイメントとして成立していました。

後半の白鯨攻略戦とペテルギウス戦の連続バトルは熱いと好評でしたが、一方で「何でも死に戻りで片付くワンパターン」との批判も芽生え始めたのもこの時期です。

2期(26~50話)は死に戻りが少なくつまらない

アニメ2期は、1期とは全く違った理由で評価が急落しました。

最大の問題は、リゼロの最大の魅力である「死に戻り」の回数が約5回と1期の半分以下に激減したことです。

多くの視聴者が「死なないなら普通の群像劇では?」と感じるようになりました。

いろは

2期も普通に面白いんだけどね…!

聖域編では同じ場所での会話劇が延々と続き、ガーフィール・ロズワールらの過去回想が重く、テンポの悪さが際立ちました。

SNSでは、「同じ場所でずっと立ち話」「説明がくどい」という不満が数多く投稿されています。

つむぎ

あと、人気キャラのレムが昏睡状態で出番ゼロだったしね…

人気キャラクターの消失により離脱者が急増し、中国の配信サイトでは再生回数が1期比で激減したというデータも報告されています。

スバルの精神的な成長は丁寧に描かれたものの、多くの視聴者にとっては「説教臭い」「長すぎる」内容になってしまったのが残念ポイントです。

3期はただのなろう系アニメに成り下がったとの声も

アニメ3期(2024年放送)は、一部でさらに厳しい評価を受けることになりました。

開幕90分スペシャルでは作画強化と大人数バトルで好発進したものの、スバルの死に戻りは序盤のわずか3回だけでした。

「もうループ物じゃなくてバトル物」「ただのなろう系キャラアニメになった」という声が続出しています。

いろは

3期はもう別のアニメを見てる気分だった…

「最強格」とされていた大罪司教レグルスが、死に戻りを使うことなくあっさりと撃破されたことで、一部の視聴者が拍子抜けしました。

敵設定の深掘りも少なく、「小学生が考えたチート展開」と揶揄されることも。

チート騎士ラインハルトが敵を一掃する無双展開も、「結局最強キャラ頼み」という批判を呼びました。

つむぎ

尺の都合で原作シーンがカットされて、ただキャラが多いだけみたいになっちゃったかも…?

海外の掲示板では、「1期で築き上げたものを消費しているだけ」「最強キャラランキングのような内容」という厳しい指摘まで出ています。

結果として、3期は「リゼロファンでも楽しめない」「1期だけ見て終わりにしておけばよかった」という声が一部出てしまったのが現状です。

こんな人にはリゼロをおすすめしない

以下の3つのタイプに当てはまる人は、リゼロの視聴を慎重に検討した方が良いでしょう。

いろは

リゼロはたしかに人気作品だけど、決して万人向けではないかも…?

主人公に好感を持てない人

リゼロを楽しめるかどうかは、スバルに対する耐性があるかどうかで9割決まります。

「主人公は応援したくなる存在であってほしい」と考える人には、確実におすすめできません。

ストーリー序盤のスバルは恩着せがましく、自己中心的で、感情のコントロールができない17歳として描かれています。

作者の長月達平さんも、初期のスバルには感情移入しないでほしいと語っています。

つむぎ

主人公が嫌いだと、どんなに他が良くても楽しめないよね…

特に、普段から「礼儀正しさ」や「謙虚さ」を重視する人にとって、スバルの言動は耐え難いものになる可能性があります。

また、「主人公はカッコよくあるべき」「強くあるべき」と考える人にも向いていません。

個人的には、スバルの人間らしい弱さこそがリゼロの魅力だと思うのですが、多くの人にとってはストレスの原因になってしまうのも事実です。

グロ描写が苦手な人

リゼロには、かなり残酷で生々しいグロテスクなシーンが頻繁に登場します。

スバルが刺される、食われる、首を切られるといった描写が、リアルな演出で何度も繰り返されるのです。

「アニメなんだから軽く見たい」「血や暴力的なシーンは避けたい」という人にはおすすめできません。

いろは

グロが無理な人は、1話の時点で挫折しちゃうかも…

特に問題なのは、これらのグロ描写が物語の核心部分と密接に関わっていることです。

単純にカットして見ることができないため、グロ耐性がない人は根本的に楽しめない作りになっています。

つむぎ

重いシーンが続きがちだから、精神的に疲れちゃうかも…?

私自身、何度かグロシーンで画面から目を逸らしたことがあるので、苦手な人の気持ちはよく理解できます。

サクサク進むストーリーを求める人

リゼロは「テンポの良いストーリー展開」を求める人には合いません。

同じような場面を何度も繰り返し見ることになるため、「早く話を進めてほしい」と感じる人にはストレスでしかないでしょう。

特に2期以降は、1つの問題を解決するのに10話以上かかることが珍しくありません。

いろは

気軽にサクッと見たい人には重すぎるかも…

また、複雑な世界観や大量のキャラクター設定を覚えるのが面倒に感じる人にも向いていません。

「アニメは気分転換のために見るもの」「勉強している気分になりたくない」という人は、他の作品を選んだ方が賢明です。

結論として、リゼロは「じっくりと時間をかけて、重厚な物語を楽しみたい人」「主人公の成長をゆっくり見守りたい人」に向けた作品といえるでしょう。

逆に、上記の3つのポイントに当てはまる人は、無理して視聴する必要はありません。

リゼロは本当は面白い?4つの魅力

ここまでリゼロの良くないところを紹介しましたが、実はリゼロは売り上げが1,300万部を突破している大人気作品です。

リゼロのファンはどこに面白さや魅力を感じているのかを解説します。

つむぎ

リゼロは「つまらない」と一部で言われているけど、実際は多くのファンに親しまれているよ♪

意図された主人公の成長物語

リゼロの最大の魅力は、スバルの成長物語が丁寧に描かれていることです。

作者自身が「スバルの主人公としての成長を描くために、ドが付くほどの底辺からスタートさせた」と語っているように、初期のスバルの不快感は意図されたものです。

普通のアニメの主人公は最初からカッコよく、多くの人に愛されるキャラクターとして描かれます。

いろは

でも現実って、そんなに簡単じゃないよね…

しかし、リゼロのスバルは引きこもりの高校生として、リアルな欠点を数多く抱えてスタートします。

恩着せがましい態度、感情のコントロールができない性格、上から目線の言動など、これらすべてが彼の成長への伏線として機能しているのです。

特に18話以降の展開では、スバルが自分の弱さと真剣に向き合い、少しずつ他人を思いやれるようになっていく過程が描かれます。

私自身、最初はスバルに対してイライラしていましたが、彼の成長を見ているうちに応援したくなったのを覚えています。

死に戻り設定の斬新さ

「死に戻り」というシステムは、他のタイムリープ作品とは一線を画す独創的な設定です。

一般的なタイムリープ作品では、主人公が自由に時間を操れることが多いですが、リゼロの死に戻りには厳しい制限があります。

  • 戻る時点を選べない
  • 誰にも話せない
  • 死の痛みを毎回感じる

上記のような制約により、この能力は「呪い」のような側面を持っています。

つむぎ

便利な能力のはずなのに、すごく辛そう…

スバルは死ぬたびに大きな苦痛を感じ、誰にも理解してもらえない孤独感に苦しみます。

この設定により、「どんな失敗をしても最終的にはうまくいく」という安心感がありながらも、同時にシリアスな緊張感も生み出されているのです。

死に戻りによって肉体的・精神的に追い詰められながらも、大切な人を救うために運命に抗うスバル。

いろは

態度の悪さに目が行きがちだけど、逆に言えば「人間らしさ」と「カッコよさ」があるよね!

視聴者がスバルと同じ目線で運命と戦っているような没入感を得られるのも、リゼロの大きな魅力といえるでしょう。

緻密な世界観と伏線回収

リゼロの世界観は、他の異世界アニメと比較して格段に作り込まれています。

  • ルグニカ王国の政治体制
  • 魔法システム
  • 各種族の関係
  • 400年前の魔女の存在

すべてが論理的に組み立てられているのがすごいところ。

王選という政治的背景も、単純な「王様を決める選挙」ではなく、それぞれの候補者の理念や支持基盤まで詳細に設定されています。

つむぎ

設定資料集を読んでみたくなるレベルで作り込まれてる!

伏線の張り方も非常に巧妙で、一度見ただけでは気づかないような細かい伏線が後から大きな意味を持つことが多いです。

いろは

何気ないセリフや小さな行動が、数十話後の重要な展開につながることも!?

2回目、3回目と視聴するたびに新しい発見があるのは、この緻密な設定と伏線回収のおかげです。

複雑すぎて理解が困難という問題もありますが、逆に言えばそれだけ深く楽しめる作品ともいえるでしょう。

キャラクター造形の巧妙さ

リゼロの登場キャラクターたちは、単純に「良い人」「悪い人」に分けることができません。

レム、エミリア、ラム、ロズワールなど、それぞれが独自の価値観と背景を持ち、多面的な魅力を備えています。

特にレムの人気の高さは、彼女の献身的でありながら芯の強い性格が多くの視聴者の心を掴んだからでしょう。

つむぎ

レムの「ゼロから」のシーンは本当に感動的だった…!

スバルを「徹底的に良い子」として描かれるレムと対比させることで、スバルの問題点をより際立たせる一方で、レムの魅力も最大限に引き出しています。

いろは

敵キャラクターも単純な悪役じゃなくて、それぞれに信念や背景があるんだよね!

個人的には、この複雑なキャラクター関係こそがリゼロの最大の魅力だと感じています。

これらの魅力を理解した上で、リゼロが「つまらない」と感じるかどうかは、結局のところ個人の価値観や好みによるところが大きいのです。

途中で挫折した人向け:いつから面白くなる?

リゼロが劇的に面白くなるのは、アニメ1期18話から。

1~17話までは、スバルの問題行動やグロ描写、重い展開が続くので、離脱したくなるのも当然です。

つむぎ

18話が一番面白いって、よく言われるよね!

1~8話は設定説明とダークな死にループが中心で、多くの人が「つらい」と感じるパート。

9~17話は、レムとの関係に焦点が当たり始めますが、まだ謎解き要素やグロ描写も残るため、評価は個人差があります。

しかし18話「ゼロから」では、スバルが何度も死に戻りしながら積み上げたドラマがクライマックスを迎えます。

いろは

レムの献身的な想いとスバルの決意が爆発し、多くの視聴者が涙した神回…!

18話以降は息つく暇なく怒涛の展開が続き、19~21話の白鯨戦では、バトルの熱さが本格的に感じられるようになります。

22~25話では魔女教との決戦と感動のフィナーレが待っており、1期を通して見た時の満足度は非常に高いです。

もし現在1期の途中で挫折を考えているなら、最低でも18話までは視聴することを強くおすすめします。

つむぎ

序盤が苦痛なら、いっそのこと18話から先に見ちゃうのもアリ!

リゼロはつまらない?に関するよくある質問

リゼロはつまらない?に関する、よくある質問と回答をまとめました。

リゼロのレムを殺したのは誰ですか?

アニメ2期1話で、レムは魔女教大罪司教「暴食」のライ・バテンカイトスとロイ・アルファルドによって「名前」と「記憶」を食べられ、昏睡状態に陥りました。

厳密には殺されたわけではありません。

この能力により、レム以外の全ての人がレムの存在を忘れてしまい、レム自身も自分が誰なのかわからなくなってしまったのです。

いろは

レム推しにとっては、死んだも同然の状態だよね…

「暴食」の権能は、対象の「名前」を食べるとその人の存在を周囲から消去し、「記憶」を食べるとその人の過去の記憶を奪います。

レムは両方を食べられたため、最も深刻な状態になってしまいました。

ただし、スバルだけは「死に戻り」の影響で、レムの記憶を保持しています。

つむぎ

レムは6章の最後で復活するよ!

リゼロファンの男女比は?

リゼロファンの男女比に関する統計データは出ていませんが、男性がやや多めな傾向です。

いろは

女性ファンの比率も決して低くはないと思うよ!

リゼロの推奨年齢は?

内容を考慮すると、高校生以上(15歳以上)が適切と考えられます。

主な理由として、以下の要素が挙げられます。

  • グロテスクな描写が多い
  • 人間関係や政治的背景が複雑
  • 恋愛要素もある

主人公スバルの問題行動や成長過程を理解するには、それなりに精神が成熟していたほうがいいかもしれません。

つむぎ

中学生以下だと、ちょっと重すぎるかも…

まとめ|リゼロが合わない人は一定数いる

今回は、リゼロがつまらない・面白くないと言われる理由や、アニメ各シーズンごとの評価を解説しました。

主人公スバルの問題行動、ストーリー展開の停滞、グロテスクな描写、死に戻り設定への違和感など、確かに多くの人が指摘する問題点が存在します。

特に、アニメ2期・3期では1期の魅力だった「死に戻り」の回数が激減し、リゼロらしさが失われてしまったのは事実です。

いろは

でも、だからといってリゼロが「駄作」というわけではないんだよね…

一方で、リゼロには確実に魅力的な面白い要素も存在します。

意図された主人公の成長物語、独創的な死に戻り設定、緻密な世界観と伏線回収、巧妙なキャラクター造形など、多くのファンが愛する理由も理解できます。

重要なのは、「つまらない」と感じる人も「面白い」と感じる人も、どちらも間違っていないということです。

つむぎ

自分に合わないからって、その作品や好きな人を否定する必要はないよね!

あなたの感想や価値観を大切にしながら、楽しいアニメライフを送ってください。

コメント

コメントする

This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

目次