
リゼロのあのキャラって結局死んだの?生きてるの?
今回は、リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)で死亡したキャラと「死に戻り」で生き返ったキャラを、最新38巻までの情報をもとに完全解説します。
リゼロで確定死亡しているキャラは意外と少なく、多くのキャラはスバルの死に戻りで最終的に生存しています。
しかし、プリシラやエルザなど一部のキャラは死亡が確定しており、死に戻りのセーブポイントによっては救えないキャラも存在します。
アニメを見て混乱している方も、原作の最新情報を知りたい方も、この記事でリゼロの死亡キャラをスッキリ整理できるでしょう。
リゼロで死亡が確定したキャラ一覧
リゼロで死亡が確定しているキャラは、以下の8名です。
これらのキャラは死に戻りのセーブポイントの関係で救うことができなかった、もしくはスバルが救うことを諦めたキャラクターとなります。

それぞれの死因と詳細を解説していきましょう。
プリシラ・バーリエル
プリシラは王選候補者の中で脱落した重要キャラクター。

本名は「プリスカ・ベネディクト」で、「太陽姫」の二つ名を持つ神聖ヴォラキア帝国の皇族の血を引く美女でした。
第8章でスピンクスとの決戦において、「異界の牢獄」に閉じ込められ、脱出のために陽剣ヴォラキアの力を解放し、自身を含めて全てを燃やし尽くして死亡しました。
スバルは死に戻りで助けようと試みましたが、彼の魂が無理だと判断したため断念しています。
一時的に屍人として蘇生されましたが、戦いの終わりと共に完全に消滅しています。
エルザ・グランヒルテ

エルザは「腸狩り」の異名を持つ暗殺者で、スバルたちを何度も苦しめた強敵です。
年齢23歳の黒髪の美女で、人の腸を引き裂くことに快感を覚える異常な性格の持ち主でした。

数々の暗器と抜群の身体能力、そして不老不死に近い能力でスバルたちを追い詰めます。
第4章「聖域編」でガーフィールとの激闘を繰り広げ、最終的に敗北。
何度も致命傷を負いながらも復活を繰り返しましたが、ガーフィールによって顔面を引き裂かれ、内臓を破裂させられるなど、死亡回数の限界まで追い詰められました。
アニメ版ではガーフィールの攻撃で死亡、小説版では瓦礫の下敷きになった後に火災で死亡という違いがあります。
レグルス・コルニアス

レグルスは魔女教の大罪司教の一人で、「強欲」の権能を操る400歳以上の長寿キャラクターです。
「獅子の心臓」で自身や触れたものの時間を停止させ、「小さな王」で制約を回避する強力な権能を持っていました。

第5章「水門都市プリステラ編」でラインハルトと互角に戦いましたが、スバルたちに権能の弱点を暴かれました。
エミリアが妻たちを氷結させ、スバルが擬似心臓を破壊することで無敵状態が崩れ去りました。

権能を失ったレグルスは、蘇生したラインハルトとの一騎討ちで地中深くまで叩き込まれます。
最終的に地中に埋もれた後、流れ込んだ大量の水によって溺死しました。
死の間際に過去を回想しエミリアとの因縁を思い出しましたが、エミリアは最後まで彼が誰だったのかを思い出すことはありませんでした。
レグルス・コルニアスは、リゼロの強さランキングTOP41でも紹介しています。

ライ・バテンカイトス

ライは「暴食」の権能を持つ大罪司教で、レムを昏睡状態にした張本人です。
身長150cmで「美食家」の異名を持ち、レムやクルシュ、ユリウスなど多くの重要人物の記憶や名前を奪いました。
監視塔での戦いにおいて、ライはエミリアの「名前」を食らい、エミリアはスバル以外の周りの人物から忘れ去られてしまいました。

追い詰められたライは、最後の瞬間に自ら風の刃に腕を突っ込み両腕を切断し、大量の血を噴き出す腕を壁に叩きつけて血で文字を書こうとします。
「あァ、愛して──」という言葉を残し、ライは風の刃に首を刎ね飛ばされ死亡しました。
最終的にラムによって討たれて死亡しましたが、彼を倒してもレムの意識は戻りませんでした。
ペテルギウス・ロマネコンティ

ペテルギウスは魔女教の「怠惰」担当大罪司教で、本来の名前は「ジュース」という402歳の長寿キャラクターです。
特徴的な狂気に満ちた話し方と「見えざる手」の権能で恐怖を与え、スバルが何度も死に戻りを繰り返す原因となった強敵でした。
元々はエミリアやフォルトナと親しい穏健派の魔女教徒でしたが、パンドラの能力により自らの手でフォルトナを殺害してしまい、この出来事が彼の精神を完全に崩壊させました。

第3章でスバルとユリウスの連携によって敗北。
ユリウスの「ネクト」魔法でスバルと視覚・思考を共有することで「見えざる手」を視認可能にして討ち取られました。
最後の手段としてスバルの体に憑依しようとしましたが、スバルが「死に戻り」の存在を口にしてサテラの呪いを発動させました。
決定的な最期は、スバルが福音書に自分の血で「終わり」と書いたことです。
福音書を絶対的なものとして信じていたペテルギウスは、この「終わり」の文字を見て精神的に完全に崩壊し、死亡しました。
彼が所持していた「怠惰の魔女因子」はスバルに移っています。
シャウラ

シャウラはプレアデス監視塔の番人として400年以上その任を全うした、賢者フリューゲルの弟子。

スバルをフリューゲルと間違えて「お師様」と呼び、深い敬愛の念を抱いていました。
第6章でスバルたちが塔のルールを破ったことで、シャウラは本来の姿である「紅蠍(べにさそり)」へと変貌し、理性を失い暴走してしまいます。
紅蠍化したシャウラは仲間たちにも襲いかかり、スバルは15回以上の死に戻りを経験しました。
エミリアが監視塔の全ての試練を突破したことで塔の役目が終わり、シャウラの存在も塵となって消失することになりました。
消滅直前、メイリィの加護で一時的に理性を取り戻し、「魂の回廊」でスバルと最後の対話を果たします。

「またあーしを見つけてください」という言葉を残し、シャウラは笑顔で消えていきました。
厳密には死亡ではなく消滅に近いですが、スバルにとって辛い別れとなり、死に戻りでも救うことができないのは事実です。
チシャ・ゴールド
チシャは神聖ヴォラキア帝国の軍師で、「白蜘蛛」の二つ名を持つヴィンセント皇帝の影武者も務めていた策略家です。
チシャとヴィンセント(アベル)の関係は単なる主従関係を超えた特別なもので、チシャの人生の大半がアベルと共にありました。
第7章「狼の国」編で、ヴィンセントをかばう形で胸を貫かれて命を落としています。
チシャは冒頭で「アベルのために死ぬことはできない」と答えていましたが、最終的に「自分のために」、ヴィンセント・ヴォラキアを失わないために自らの命を捧げました。
運命を根底から捻じ曲げる方法がない限り避けられない死として描かれ、最期まで皇帝への忠誠を貫いた忠義に厚い人物でした。
スピンクス
スピンクスは少女のような外見の亜人族長老で、正体はエキドナがリューズの肉体に自身の記憶・人格をコピーしようとして失敗した「不完全なエキドナ」でした。

「亜人戦争」で魔女として恐れられ、ルグニカ王国の歴史においてサテラ以外で唯一「魔女」として名が残る存在です。
強力な魔法と屍兵を操る「不死王の秘蹟」を使い、不完全な自分を完成させて名実共に「エキドナ」になることを目的として各地でゾンビ騒動を起こしていました。
複数回死亡してもゾンビとして復活する能力を持っていましたが、プリシラの捨て身の戦法により陽剣ヴォラキアの一撃を受けて討たれました。
その他の確定死亡キャラ
メインキャラ以外にも、物語の進行とともに命を落とした重要なキャラクターたちが存在します。
キャラ名 | 死亡シーン | 死因 |
---|---|---|
イズメイル | 第7章 | 神聖ヴォラキア帝国編の戦闘で死亡 |
バルロイ | 第7章 | ユリウスやフェリスとの戦闘で敗北し死亡 |
マイルズ | 第7章 | ラインハルトとの戦闘で圧倒的実力差により敗北し死亡 |
ヴィヴァ | 第7章 | 剣鬼セシルスとの戦闘で敗北し死亡 |
ラミア | 王選編 | 王選の過程で死亡 |
パラディオ | 王選編 | 王選の過程で死亡 |
ユーガルド | 不明 | 詳細不明だが確定死亡者として記録 |
これらの確定死亡キャラクターたちも、それぞれ物語の重要な局面で命を落としています。
特に第7章の神聖ヴォラキア帝国編では多くの戦士が戦死しており、イズメイル、バルロイ、マイルズ、ヴィヴァなどが激しい戦闘の中で敗北し死亡しました。
王選編でもラミアやパラディオが王選の過程で命を失っており、リゼロの世界における権力争いの厳しさを物語っています。
これらのキャラクターの死は、スバルの死に戻りの範囲外で発生したため、復活することはありません。
本編開始前にすでに死亡していたキャラ一覧
リゼロの本編開始前に、すでに死亡していたキャラを紹介します。
故人キャラクターたちの多くは、現在活躍するキャラクターたちの行動原理や、世界観の形成に大きな影響を与えているのが特徴です。

それぞれの詳細を見ていきましょう。
テレシア・ヴァン・アストレア

テレシアは先代の剣聖であり、現剣聖ラインハルトの祖父、ヴィルヘルムの愛妻です。
約15年前の白鯨討伐戦の最中、突如として剣聖の加護が孫のラインハルトに移り、その隙を狙った虚飾の魔女パンドラが現れて攻撃を仕掛けました。
従来、白鯨との戦闘で命を落としたとされていましたが、真の死因はパンドラによる直接攻撃でした。

後に禁術「不死王の秘蹟」により屍兵として蘇生されてしまいます。
最終的には孫であるラインハルトが竜剣レイドを抜刀してテレシアを撃破し、彼女は最期の瞬間に自我を取り戻してヴィルヘルムと感動的な別れを果たしました。
この一連の出来事は、アストレア家の絆と剣聖の宿命を描く重要なエピソードとなっています。
リューズ・メイエル
リューズは聖域に深く関わる重要な故人キャラクターです。
400年前、憂鬱の魔神ヘクトールの突然の襲来に対抗するため、リューズが直接クリスタルの中に入り、自身のオドを核として結界を展開することになりました。
リューズは自らの意思で死を選び、愛する聖域と住民たちを守るための究極の自己犠牲を果たしました。
ハーフエルフとして幼少期から厳しい差別と迫害に苦しんでいたリューズは、エキドナによって聖域に保護され、特にベアトリスとの間に深い友情を築いていました。
「聖域での日々に幸福を感じており、この幸福を守るためなら自分の身を捧げても構わない」とエキドナに伝え、ベアトリスに別れの言葉を残してクリスタルの中に入ったのです。
彼女の自己犠牲により聖域は長期間守られ続け、肉体は後にエキドナの複製体実験の雛型として使用され、20体以上の複製体が生み出されました。
リューズの複製体たちは「ガルマ」「アルマ」「ビルマ」「デルマ」として登場し、第4章の聖域編でスバルたちの重要な味方として活躍しました。
魔女(エキドナ・ミネルヴァ・カーミラ・ダフネ・テュフォン・セクメト)
嫉妬の魔女による約400年前の大厄災で、魔女のほとんどは命を落としています。
魔女名 | 大罪 | 死因 | 特徴 |
---|---|---|---|
エキドナ | 強欲 | 魂を保存することに成功し、 後にリューズ・オメガとして復活 | 知識への飽くなき欲求を持つ魔女 |
ミネルヴァ | 憤怒 | ボーロイド平原において 罠にかけられて狂死 | 治癒の権能を持ちながらも 策略により命を落とした |
カーミラ | 色欲 | 大火の中で焼き尽くされた | 自己愛の権化であった彼女が 炎に包まれて死亡 |
ダフネ | 暴食 | 砂の海において枯死 | 飢餓から世界を救おうとした彼女が 皮肉にも飢餓状態で死を迎えた |
テュフォン | 傲慢 | 水門都市プリステラにおいて 大水の中に沈められて溺死 | 無邪気な外見とは裏腹に 水による処刑という形で最期を迎えた |
セクメト | 怠惰 | 神龍ヴォルカニカとの戦いの末、 大瀑布への転落により死亡 | 最強クラスの戦闘力を持ちながらも 安らぎを求めて自ら危険に身を投じた |
本来のサテラはほかの魔女たちと友好関係にありましたが、魔女因子との適合性が低かったサテラは人格分裂を起こし、暴走した別人格が世界の半分を滅ぼしかけました。

これらの魔女たちは現在も精神体として存在し、スバルとの茶会などで物語に関わり続けています。
各魔女の死は相互に関連し合い、400年後のスバルたちの物語に深刻な影響を与え続けている重要な歴史的事件です。
エミリアの養母フォルトナ
フォルトナはエミリアの養母で、約100年前のエリオール大森林でパンドラの策略により悲劇的な死を遂げました。

当時のペテルギウス(ジュース)は温和な魔女教徒で、フォルトナとは親しい関係を築いていました。
エリオール大森林での封印の扉をめぐる戦いにおいて、虚飾の魔女パンドラが自身の権能を使ってペテルギウスの認識を操作しました。
この操作により、ペテルギウスはフォルトナをパンドラと誤認識し、「見えざる手」で攻撃してしまったのです。
愛するフォルトナを自らの手で殺してしまったという事実が、ペテルギウスを完全な狂気へと追い込む決定的な要因となりました。
この出来事は、エミリアの性格形成と世界観の基盤となっており、現在の彼女の行動原理に深く関わっています。
エミリアの過去と成長に深く関わる重要な存在として、現在も物語に大きな影響を与え続けています。
死に戻りで復活したキャラ一覧
一度死亡したものの、スバルの死に戻りで復活したキャラを紹介します。

それぞれの復活経緯を詳しく見ていきましょう。
ナツキ・スバル

スバルは物語の主人公であり、死に戻り能力の持ち主です。

作中で20回以上の死を経験しており、全キャラクター中最多の死亡回数を記録しています。
死に戻りの能力により、死亡するたびに過去の特定時点(セーブポイント)まで時間が巻き戻ります。
- エルザ・グランヒルテによる腹部切断(第1章)
- レムの鉄球による頭部破砕(第2章)
- パックによる凍死(第3章)
- 魔女教徒による殺害(第3章)
- 大兎による捕食(第4章)
- 魔獣の呪いによる衰弱死(第2章)
- ペテルギウスに憑依されユリウスに殺される(第3章)
スバルの各セーブポイントは状況に応じて自動的に設定されます。
第1章では果物屋カドモンの前、第2章ではベアトリスとの初対面後、第3章では白鯨討伐後の会議、第4章では第一の試練突破後の墓所がセーブポイントとなりました。

死に戻りの詳細を他者に説明することは禁止されており、試みると激痛が走るという制約があります。
この孤独な戦いを通じて、スバルは徐々に最善の選択肢を見つけ出し、精神的な成長を遂げていきます。
レム

レムはロズワールの屋敷で働くメイドで、鬼族の亜人です。
死に戻り周回で4回の死亡を経験しており、スバルに深い好意を抱く重要なヒロインの一人です。
- ウルガルムの呪いによる衰弱死(第2章)
- 魔女教襲撃による戦死(第3章)
- ペテルギウスの「見えざる手」による攻撃(第3章)
- 白鯨による攻撃で消息不明(第3章)

第2章では村での買い物中に子犬に化けた魔獣ウルガルムに噛まれ、マナを吸い取られて衰弱死しました。
第3章ではペテルギウス率いる魔女教徒との戦闘でスバルを庇い満身創痍となって死亡したり、白鯨との遭遇時にスバルを助けるために単身で立ち向かったりしています。
現在のレムは死亡していません。
第3章でライの権能により記憶と名前を奪われ長期間昏睡状態となっていましたが、第6章で復活を果たしました。

ただし、スバルとの記憶は失われており、関係性は第2章の時点に戻ってしまったのが現状です。
ラム
ラムはレムの双子の姉で、同じくロズワールの屋敷で働くメイドです。
死に戻り周回で3回の死亡を経験していますが、現在は健在で死亡は確認されていません。
- 魔女教襲撃による戦死(第2章)
- ロズワールによる刺殺(第4章)
- 風の魔法による首切断(第2章)
最も印象的なのは第4章でのロズワールによる刺殺です。

ロズワールがスバルの死に戻り能力を確かめるため、胸を貫いて殺害しました。
このとき、ラムはロズワールに対する愛情を確信し、微笑みを向けながら死んでいったことが描かれています。
第2章では、スバルを魔女教徒と疑い拷問中にレムの状況を見かねて風の魔法で処刑したこともありました。

これらの死亡ルートは全てスバルの死に戻りにより回避され、ラムは最終的に生存しています。
第6章では暴食の大罪司教ライを圧倒的な力で撃破する活躍を見せました。
エミリア

エミリアは物語のメインヒロインで、王選候補者の一人です。
死に戻り周回で3回の死亡を経験しており、銀髪のハーフエルフという出自から偏見を受けることも多い人物です。
- ペテルギウスによる殺害(第3章)
- 大兎襲撃による死亡(第4章)
- 精神崩壊による死(第4章)
第3章では魔女教大罪司教「怠惰」担当ペテルギウスの襲撃により死亡しました。
第4章では三大魔獣の一つである大兎の襲撃を受けて命を落としたり、聖域の試練で過去のトラウマに直面し精神が崩壊して死に至ったりしています。

特に聖域の試練での精神崩壊は、エミリアの過去の深いトラウマが関係する重要な場面でした。
これらの悲劇的な結末も、スバルの死に戻りによって全て回避されています。

現在のエミリアは生存しており、スバルとともに王選を戦っています。
第5章でレグルスとの戦いでも重要な役割を果たし、着実に成長を遂げています。
その他の復活キャラ
死に戻りによって救われたキャラクターは他にも多数存在します。
キャラ名 | 死亡回数 | 主な死因 | 死亡章 |
---|---|---|---|
ロム爺 | 2回 | エルザによる刺殺 | 第1章 |
フェルト | 1回 | エルザによる殺害 | 第1章 |
ベアトリス | 1回 | エルザのナイフによる胸部貫通 | 第4章 |
ガーフィール | 1回 | ロズワールによる首切断 | 第4章 |
ペトラ | 複数回 | エルザによる人質殺害・魔女教襲撃 | 第2-4章 |
フレデリカ | 1回 | エルザの奇襲による死亡 | 第4章 |
ロズワール | 1回 | 大兎に喰われて死亡 | 第4章 |
ロム爺は盗品蔵の経営者で、実は亜人戦争で亜人陣営の大参謀だったバルガ・クロムウェルという重要人物でした。

フェルトは王族の血を引く可能性が高く、14年前に誘拐された王弟息女である可能性が示唆されています。
ベアトリスはエキドナによって創られた人工精霊で、400年間孤独を抱えていましたが、スバルとの新たな契約により解放されました。
ガーフィールは聖域の住民で亜人の血を引く獣人です。
当初はスバルに敵対的でしたが、後に重要な協力者となりました。
ペトラはアーラム村の少女で、後にロズワール邸のメイド見習いとなります。

夢は王都の服飾人になることで、既に裁縫スキルが高い人物です。
ロズワールは叡智の書によりスバルの権能を知っていましたが、発動条件については知らず、自ら大兎に身を委ねてスバルにやり直しを促しました。

これらのキャラクターは全てスバルの死に戻りによって最終的に命を救われています。
特に第1章での死亡は、スバルが初めて「死に戻り」の能力を理解するきっかけとなった重要なシーンでした。
第4章では複数のキャラクターが同時に危険にさらされ、スバルは何度もの死に戻りを経験して全員の救済を実現しています。
これらの死亡と復活の繰り返しが、スバルの精神的成長と各キャラクターとの絆を深める重要な要素となっています。
大罪司教の生死状況まとめ
リゼロの大罪司教の生死状況を解説します。

現在までに物語に登場している大罪司教は7名で、それぞれ異なる結末を迎えています。
死亡確定の大罪司教
確定的に死亡している大罪司教は3名です。
大罪司教名 | 担当大罪 | 死因・状況 | 死亡章 |
---|---|---|---|
ペテルギウス・ロマネコンティ | 怠惰 | スバルとユリウスの連携により敗北、竜車の車輪に巻き込まれ死亡 | 第3章 |
レグルス・コルニアス | 強欲 | エミリアとスバルの連携で権能を無力化され、穴に落ちて溺死 | 第5章 |
ライ・バテンカイトス | 暴食 | ラムとの戦闘で圧倒され敗北死亡 | 第6章 |
この3名の大罪司教は、それぞれ異なる章で激しい戦闘の末に命を落としています。

ペテルギウスは第3章で初めて倒された大罪司教として、スバルの成長を象徴する重要な敵でした。
レグルスは第5章で最も手強い敵として立ちはだかり、ラインハルトでも単独では倒せない強敵でしたが、エミリアとスバルの見事な連携で権能を封じられて敗北しました。

ライは第6章でレムを昏睡状態にした因縁の敵として、最終的にラムの圧倒的な力で討たれています。
これらの大罪司教の死亡により、魔女教の脅威は大幅に減少しています。
生存中の大罪司教
現在も生存が確認されている大罪司教は3名です。
大罪司教名 | 担当大罪 | 現在の状況 | 詳細 |
---|---|---|---|
ロイ・アルファルド | 暴食 | 生存中 | ライの兄弟、ユリウスの名前を奪取 |
シリウス・ロマネコンティ | 憤怒 | 生存中(収監) | 感情リンク権能、プリシラと戦闘後監獄塔に収監 |
カペラ・エメラダ・ルガニカ | 色欲 | 生存中(行方不明) | 変身権能、アルデバランと戦闘後行方不明 |
ロイ・アルファルドは暴食の大罪司教として現在も生存しており、ユリウスの名前を奪取した状態が続いています。

シリウス・ロマネコンティは憤怒の大罪司教で、感情リンクの権能を持ちます。
プリシラとの戦闘後に監獄塔に収監されており、現在も生存中です。
カペラ・エメラダ・ルガニカは色欲の大罪司教で、変身の権能を使う敵です。

アルデバランとの戦闘後に行方不明となっていますが、死亡は確認されていません。
これらの生存している大罪司教は、今後の物語で再び脅威となる可能性があります。
特にロイはユリウスの名前を奪った状態のため、この問題の解決が急務となっています。
不明・特殊状況の大罪司教
ルイ・アルネブは暴食のもう一人の担当者で、現在特殊な状況にあります。
記憶を失った状態でスバルの味方的立ち位置になっています。

明確に生きている状態ではなく、スバルの内部に取り込まれている描写もあります。
「封印中」や「融合状態」と解釈されており、今後の復活が物語の鍵を握るかもしれません。
章別の死亡シーンを詳細解説(1章~8章)
リゼロの物語を章別に分けて、各章で発生した主要な死亡シーンを解説します。

スバルの死に戻りによって、最終的には多くのキャラクターが救われましたが、その過程で数多くの悲劇的な死亡シーンが描かれています。
第1章|盗品蔵での惨劇
スバル死亡回数 | 3回 |
---|---|
主要な敵 | エルザ・グランヒルテ、ラチンス(チンピラ) |
第1章は物語の始まりであり、スバルが初めて「死に戻り」を体験する重要な章です。
- 1回目:エルザに腹を切り裂かれて死亡(エミリアと共に盗品蔵で襲撃)
- 2回目:再度エルザに腹を切り裂かれて死亡(この時点でロム爺とフェルトは既に死亡)
- 3回目:チンピラのラチンスに腰と背中をナイフで刺されて死亡
- ロム爺(エルザによる刺殺)
- フェルト(エルザによる殺害)
- エミリア(エルザによる殺害)
この章では、スバルがまだ死に戻りの能力を理解しておらず、何度も同じ悲劇を繰り返します。
スバルは死に戻りを通じて状況を理解し、最終的に王国最強の騎士ラインハルト・ヴァン・アストレアに助けを求めることで、エルザを撃退することに成功しました。
第2章|屋敷での恐怖体験
スバル死亡回数 | 4回 |
---|---|
主要な敵 | ウルガルム(魔獣)、レム、ラム |
第2章はロズワール邸での日常パートですが、魔獣による呪いや誤解による殺害が発生する章です。
- 1回目:ウルガルム(魔獣)の呪いによる衰弱死
- 2回目:レムのモーニングスターによる頭蓋骨粉砕
- 3回目:レムによる拷問の末、ラムの風魔法で喉を切られて死亡
- 4回目:レムが呪いで死亡するのを見て崖から飛び降り自殺
- レム(ウルガルムの呪いで衰弱死)
- 村人たち(ウルガルムの襲撃により複数人が死亡)
この章では、スバルが屋敷のメイドたちから魔女の残り香によって敵視され、疑われるルートが描かれました。

魔獣の呪いの正体がウルガルムであることを突き止めるまで、スバルは原因究明に苦労します。
スバルは呪いの正体が魔獣ウルガルムであることを突き止め、村人たちと協力して魔獣を撃退しました。
さらに、レムとラムに魔女の残り香について説明し、彼女たちの誤解を解くことで信頼関係を築くことに成功しました。
第3章|白鯨討伐と魔女教戦
スバル死亡回数 | 5回 |
---|---|
主要な敵 | パック、ペテルギウス・ロマネコンティ |
第3章は大規模な戦闘が展開される章で、多くのキャラクターが死亡する可能性があるルートが存在しました。
- 1回目:パックの暴走による凍死(エミリア死亡後)
- 2回目:パックによる凍死(ペテルギウスと共に)
- 3回目:死に戻りを告白した直後、パックによる凍死
- 4回目:ペテルギウスに憑依された状態でユリウスの剣により死亡
- 5回目:レムの惨状を見て短刀で自らの喉を突き自殺
- エミリア(ペテルギウスによって殺害)
- レム(白鯨による存在消去、ペテルギウスによる暴行)
- ペテルギウス・ロマネコンティ(最終的にスバルとユリウスの協力により撃破)
第3章では、レムが白鯨に食べられて存在そのものが消去されるという最も衝撃的な死亡ルートがありました。

パックの暴走による凍死が多いのも特徴で、エミリアの死がパックの理性を失わせる重要な要素となっています。
スバルは白鯨討伐を先に行い、その後ユリウス・ユークリウスと協力して怠惰の大罪司教ペテルギウスを倒しました。
白鯨討伐により味方の戦力を確保し、ユリウスとの連携でペテルギウスの権能「見えざる手」を攻略することで、魔女教の襲撃を阻止しました。
第4章|聖域での攻防戦
スバル死亡回数 | 3回 |
---|---|
主要な敵 | エルザ・グランヒルテ、大兎(三大魔獣) |
第4章は聖域での複雑な政治的・個人的な問題が絡み合う章で、エルザの再襲撃も発生します。
- 1回目:エルザに胸を貫かれて死亡(ロズワール邸での戦闘)
- 2回目:エルザに殺害される(禁書庫での戦闘)
- 3回目:大兎に食い尽くされて死亡
- エルザ・グランヒルテ(ガーフィールとの戦闘で巨大な瓦礫に押し潰され、その後禁書庫の爆発で完全に死亡)
- ベアトリス(エルザに胸を貫かれて死亡)
- ロズワール(大兎に食われて死亡)
この章では、ロズワールの策謀により複数の問題が同時発生するルートが描かれました。

聖域の試練とエルザ対策を同時に行う必要があり、スバルにとって最も複雑な問題解決が要求される章でした。
スバルはガーフィール・テンゼルと協力してエルザを倒し、エキドナの試練を攻略することで聖域の解放を実現しました。
また、ベアトリスとの契約を結び、三大魔獣の大兎を異空間に転送することで脅威を除去しました。
第5章|水門都市の動乱
スバル死亡回数 | 3回 |
---|---|
主要な敵 | シリウス・ロマネコンティ、レグルス・コルニアス |
第5章は水門都市プリステラでの大規模な魔女教襲撃事件が発生する章です。
- 1回目:シリウスの権能「感覚の共有」で塔から落下死
- 2回目:シリウスの権能「感情の共有」で恐怖心増幅による発狂死
- 3回目:ラインハルトがシリウスを斬った際の共感覚で死亡
- ルスベル(シリウスによって塔から突き落とされて死亡)
- レグルス・コルニアス(スバルとラインハルトとの戦闘で権能を封じられ、水中に没して死亡)
この章では、複数の大罪司教が同時に襲撃し、都市全体が戦場となりました。
シリウスの感情リンクにより、一人の死が連鎖的に他者の死を招く恐ろしい状況が特徴的です。
エミリアと協力して妻たちを氷結し、レグルスの無敵状態を解除することで、強欲の大罪司教を撃破しました。
第6章|プレアデス監視塔の試練
スバル死亡回数 | 15回(リゼロ史上最高難易度の章の一つ) |
---|---|
主要な敵 | シャウラ、餓馬王、レイド・アストレア、暴食の権能 |
第6章はプレアデス監視塔での記憶と名前を巡る戦いが描かれ、スバルにとって最も過酷な章の一つです。
- シャウラの狙撃「ヘルズスナイプ」で頭部蒸発
- シャウラの攻撃でベアトリスと共に貫かれて死亡
- 餓馬王の炎で焼死
- パトラッシュに頭を噛み砕かれて死亡(暴食の影響)
- 階段での落下死、背後からの首斬り、影に呑まれる等の連続死
- レイド・アストレアの剣閃で蒸発
- シャウラ(最終的に紅蠍の状態で死亡)
- レム(記憶を失った状態から最終的に記憶が戻る)
この章では、15回という大量の死に戻りが必要となり、スバルの精神的負担も極限に達しています。

スバルは三つの試練を攻略し、暴食の権能を解除することに成功しました。
シャウラの正体を見破り、彼女がフリューゲルの弟子であることを理解し、最終的にプレアデス監視塔から脱出を果たしました。
第7章|ヴォラキア帝国編
スバル死亡回数 | 30回(史上最多) |
---|---|
主要な敵 | トッド・ファング、オルバルト、ウタカタ、剣闘士たち |
第7章は神聖ヴォラキア帝国での大規模な戦争が描かれ、スバルが最も多くの死を経験する章です。
- 狩人ウタカタの毒矢で死亡
- トッド・ファングに斧で頭を潰される、車輪に轢かれる等の連続殺害
- オルバルトに斬殺される
- 剣奴孤島ギヌンハイブでの地獄的な連続死
- チシャ・ゴールド(ヴィンセントをかばって死亡)
- イズメイル(戦闘で死亡)
- バルロイ(ユリウス・フェリスとの戦闘で敗北死亡)
- マイルズ(ラインハルトとの戦闘で敗北死亡)
- ヴィヴァ(セシルスとの戦闘で敗北死亡)
この章では、スバルの死に戻りの範囲外で多くの戦死者が発生したため、確定死亡者が多い章となっています。

特に剣奴孤島での死闘は、スバルの精神力を極限まで追い詰める過酷な体験でした。
スバルはアベル(ヴィンセント皇帝)と協力し、シュドラクの民や九神将たちと同盟を結んで帝都奪還を果たしました。
しかし、成功と同時に大災害が発生し、新たな困難が待ち受けることとなりました。
第8章|最新の死亡状況
スバル死亡回数 | 5回 |
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主要な敵 | 屍人(ゾンビ)、スピンクス |
第8章は最新巻(38巻)までの内容で、屍人災害とスピンクスの脅威が描かれます。
- 屍人災害によるゾンビの攻撃
- スピンクスとの戦闘での死亡
- プリシラ・バーリエル(スピンクスとの決戦で自らを犠牲にして敵を倒す)
- スピンクス(プリシラの犠牲により撃破される)
この章でのプリシラの死亡は、王選候補者として初の脱落者となる重要な出来事でした。
スバルは複数の拠点で同時に作戦を実行し、プリシラの犠牲によってスピンクスを倒すことで屍人災害を解決しました。

これにより帝国の再建に成功しましたが、多大な犠牲を伴う結果となりました。
プリシラの死亡により王選の構図が大きく変化し、今後の展開に重大な影響を与えることになります。
よくある質問|リゼロ死亡キャラQ&A
リゼロの死亡キャラについて、よくある質問と回答をまとめました。
レムは本当に死んだの?
レムは死亡していません。
第3章で暴食の大罪司教ライ・バテンカイトスの権能により、記憶と名前を奪われて昏睡状態となりました。

第6章でライが討たれた後、レムは意識を取り戻して復活しました。
ただし、スバルに関する記憶は完全に失われており、関係性は第2章の時点に戻ってしまっています。
- 魔獣の呪いによる衰弱死(第2章)
- 白鯨による存在消去(第3章)
- エルザによる殺害(第4章)
- 大兎による捕食(第4章)
これらの死亡は全てスバルの死に戻りによって回避されており、最終的にレムは生存しています。
現在のレムは記憶を失っているものの、確実に生きており、今後の物語でも重要な役割を果たすと予想されます。
ラムの死亡シーンはあるの?
ラムは死に戻り周回で何度か死亡するルートが存在しましたが、全て最終的には救われています。
- ロズワールによる殺害(第4章)
- エルザによる襲撃での死亡(第4章)
特に第4章では、ロズワールがスバルの能力を試すために、わざとラムを殺害するシーンが描かれました。

これはロズワールがスバルの死に戻り能力を確認するための策略でした。
しかし、これらの死亡ルートは全てスバルの死に戻りによって回避されています。
ラムの戦闘シーンは非常に印象的で、彼女の真の実力を示す重要な場面となっています。
大罪司教は全員死んだの?
大罪司教は全員が死亡したわけではありません。
- 死亡確定の大罪司教
- ペテルギウス・ロマネコンティ(怠惰)
- レグルス・コルニアス(強欲)
- ライ・バテンカイトス(暴食)
- 生存中の大罪司教
- ロイ・アルファルド(暴食)
- シリウス・ロマネコンティ(憤怒)
- カペラ・エメラダ・ルガニカ(色欲)
- 特殊状況の大罪司教
- ルイ・アルネブ(暴食・記憶喪失状態)
現在も3名の大罪司教が生存しており、今後の物語で再び脅威となる可能性があります。

特にロイは野放し状態で、ユリウスの名前を奪った状態が続いています。
シリウスは監獄塔に収監されていますが、脱獄や救出の可能性も否定できません。

カペラは行方不明状態で、いつ再登場してもおかしくない状況です。
また、「嫉妬」と「傲慢」の大罪司教はまだ登場していないため、今後新たな脅威として現れる可能性もあります。
死に戻りで救えないキャラはいるの?
死に戻りで救えないキャラは存在します。
死に戻りには明確な制約があり、全てのキャラクターを救えるわけではありません。
- セーブポイントより前に死亡していた
- スバルが直接関与できない場所での死亡
- スバルの魂が救済を諦めた場合
- プリシラ・バーリエル(第8章で確定死亡)
- テレシア・ヴァン・アストレア(本編開始前に死亡)
- 七大魔女(400年前に死亡)
- 神聖ヴォラキア帝国の戦死者たち
プリシラの場合は特に重要で、スバルが死に戻りで救おうと試みましたが、彼の魂が「無理だ」と判断して断念しています。

これは死に戻り能力にも限界があることを示す重要な事例です。
また、スバルが直接関与できない範囲で発生した死亡(帝国戦争での戦死者など)も救うことができません。
セーブポイントの位置も重要で、死亡がセーブポイントより前に発生していた場合は救済不可能です。

このように、死に戻りは万能ではなく、救えないキャラクターも存在するのがリゼロの現実です。
だからこそ、スバルは限られた条件の中で最善の選択を模索し続ける必要があるのです。
まとめ|リゼロの死亡キャラを整理しよう
リゼロの死亡キャラについて、確定死亡から復活キャラまで最新38巻の情報をもとに詳しく解説してきました。
死亡が確定しているキャラは以下の8人です。
スバル、レム、ラム、エミリア、ベアトリス、ガーフィール、ロム爺、フェルト、ペトラ、フレデリカ、ロズワールなど、主要キャラクターの大部分は最終的に生存しています。

プリシラの死亡が示すように、死に戻りは万能の能力ではありません。
限られた条件下でスバルが最善の選択を模索する姿こそが、リゼロという物語の核心部分といえるでしょう。
アニメ未放送の第6章以降では、さらに多くの衝撃的な展開が待っています。

今後のアニメ化で、これらの複雑な死亡・復活の物語がどのように映像化されるか非常に楽しみです。
この記事の内容を参考に、リゼロの世界観をより深く理解し、物語をお楽しみください。
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